0133ジョン・スミス
2024/05/07(火) 19:27:27.08ID:SBeM3YKf「めぐみ、あんた都合のいいオンナになってない…?!
ラインなどの返信が遅いとか、または既読にならないとか...
食事するとこ勝手に決められているとか、またはどこへも行かないとか
安いとこだけとかさ… 仕事の相談や、悩みを話さないとかさ...
アンタのこと聞いてこないとか、あんたにお金を使わないとかさ...
割り勘とか、あんたが奢りとかさ… 今言ったことがあるなら、
都合のいいオンナになっている証拠なのよ。どうなの…?!」
「どうなのと言われても... 今のところ大丈夫だと思うけど...
もし、そうなったら、どうしたらいいの…?」
「う〜ん、そうね、彼が見返すくらいオシャレして、他の男友達と
仲良くして色気を付け、モテる女を演じればいいじゃん!
あくまでも男友達多いだけという感じで...」
...実は気になることがあった.........
あれは去年の暑さもやっとおさまり、涼しくなり始めた頃だった...
自分が会いたいと言った時に会えないことがあった。連絡もいつも彼の都合。
ラインの返事も遅かった。いつも彼の言いなりになっていた...
いつも彼の都合に合わせていた。彼との約束してから自分の予定を入れていた。
時にはドタキャンされることもあった...
「ちょっと、遅くなる…」―――
電話したら、そう言ったから秋の夜長待っていた.........
------ちょっと前、こんなことがあった---------
「今日の約束、行けなくなった。今度必ず、埋め合わせするよ。本当にごめん…」
「仕方がないよ。お仕事でしょ… 私のことは気にしないで…
お仕事頑張ってね…」なんて気の利いたことは言えなくて...
「この前も、同じこと言っていたよね ?! ねぇ、今度って、一体、いつ…?!
この際だから、私なんかやめて仕事を恋人にしたらいいんじゃないの…」
そう言って電話を切って別れた。そんな私を襲うのは後悔と涙だった...
常夜灯が点いているから あたし泣かないわ
常夜灯が点いているから あたし泣かないわ
夜の底で 眠り半ば 目を開けてしまった
誰もいない 音もしない 風も動かない
カーテンの隙間から細い光が伏せている
常夜灯が点いているから あたし哀しいわ
常夜灯が点いているから あたし哀しいわ