2017年5月

「うーーー……… ここがロンドン!! 俺様が来たぜ! ははー!!」
霧の都、産業革命を先導してきたこの街に彼は降り立った
歴史感じる重厚感ある建物に囲まれ、ついついテンションが上がり変に叫んでしまっている
回りが奇異の目を向けるが気にした様子はない どうせここじゃ日本語分かる奴なんていないだろうとでも思っているようだ
「おー、あれがビッグベンか 生で見ると迫力が違うな
 それにしても日本人からすると変な名前だよな BIG・便 ……ははw」
彼の名は新木海斗 年齢は17で高校に通っている 外見上はあまり飛びぬけた特徴は見受けられない 眼鏡を掛けていることくらいだろうか
しかし彼は普通の高校生とは大きく違っていて、学生である他に歴史学者でもあるというのだ

海斗が中心街と思わしき道を歩いていると、何やら前方に人集りが出来ていることに気付いた
気になった海斗は、人集りの外にあぶれた一人に声をかけてみることにした
『もしもし、ちょっといいですか 皆さん何をなさっているので?』
平凡な日本人の口から出たとは思えない、とても流暢な発音の英語だった


一人称か三人称かそろえた方が良いよ
三人称で私が適当な添削