雁夜の場合、葵さんに執着してるけど、葵さん本人に対する執着じゃないと思うんだ。
こんなに愛してる自分を認めてほしい・選ばれる自分が欲しいという一種の自己実現への執着だと思う。

対時臣が成長過程の父殺しの側面があることも含めて、
最初は恋かもしれんが、10年の間に恋じゃなくて自己肯定の手段になってる気がする。
だから「好きになったことすらないくせに!」で全人格を否定されたように感じて逆上しちゃったんだろうけど
このセリフって「葵さんにとって雁夜は完全に恋愛対象外」でショックではあろうが、別に全人格の否定じゃないよな。