>>252
「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」に納得した
特に自尊心って、保つために他人からの評価を必要とするタイプの人がいるけど
雁夜もその手のタイプで、かつ、本人が必要とする程には与えられなかったのが原因かなあ

自己完結できる人間だったら、実際には爺が「イラネ」しただけだったとしても
曲がりなりにも間桐を飛び出して自分の力で生きていこうとしていた時点で
じゅうぶん自尊心を持てただろうし、そしたら「葵さん(を愛する自分)」への依存が
あそこまでこじれることもなかったと思うし…
しかも、葵さんに責められ否定されて首絞めたところで「葵さん(を愛する自分)」から
「(葵さんを)愛する自分」になってしまったイメージ
>>だからそれだけはなんとしてでも守りぬきたかったんだろう
の「それだけは」が葵さん本人ですらなく、自分の中のきれいな幻影だったっていうのがなあ…