【Fate/Zero】間桐雁夜キャラ考察スレ4【虚淵玄】
虚淵玄による「Fate/stay night」公式スピンオフ二次創作「Fate/Zero」に登場する
間桐雁夜について語るスレです。
あくまで原作主体のスレですのでネタバレの際の改行などは不要です。
ufotableアニメについての話題も気兼ねなくどうぞ。
スレ主旨からかけ離れない範囲で他の間桐キャラについての話題も可です。
キャラスレ・考察スレのマナーを守って楽しく話し合いましょう。
次スレは>>980が宣言してから立ててください。
★間桐雁夜(CV:新垣樽助)
誕生日:3月22日/血液型:AB型
身長:173cm/体重:55kg
イメージカラー:青緑 特技:文書作成
好きなもの:小旅行、写真撮影/苦手なもの:豪奢なもの
天敵:間桐臓硯、遠坂時臣
始まりの御三家のひとつである間桐家の二男。
11年前に出奔し、魔術との関わりを絶っていた。
遠坂桜の一件を知り、父の臓硯と再会。桜の解放を条件に聖杯戦争に参加することとなる。
■前スレ
【Fate/Zero】間桐雁夜キャラ考察スレ3【虚淵玄】
ttp://uni.2ch.net/test/read.cgi/litechara/1338447650/
■関連スレ
アニキャラ個別版にキャラスレ有り >>210
酒飲んでて知らないか、切嗣に撃たれた傷が痛んで引きこもって知らないか
臓硯は後々雁夜で飼ってた蟲の反応で死んだってこと分かりそうだけど、
特に誰にも気にされず死んでるからね 弟が自分の家の中で死んだことすら知らないって何か悲しいなー…
いや鶴野にとっちゃ薄気味悪さを感じるだけのことかもしんないけど、
客観的に考えるとさ
しかしそう考えると母親の欠片がどこかに転がってると確信してる蟲蔵で
平然としてたSN慎二は改めて色々とキレてたなあ 慎二も恨み節に囚われてたからなあ
鶴野はひたすら怖がってただけという印象だけど
まあ一応爺が鶴野に行方不明者として届けさせてはいるんじゃないかとは思う
結果として対外的には帰省中に大火災に遭って死んだことになってそう
しかしこれじゃあ桜も鶴野も爺に逆らえるはずないわなー… 血統ゆえに魔道を歩まざるを得なかった桜と
血統ゆえに魔道を歩めなかった慎二か
こう考えると桜は本当に慎二の地雷を踏み抜く存在だったんだな…
慎二にとっての魔道を雁夜にとっての葵さん、
慎二にとっての桜を雁夜にとっての時臣に置き換えられるって
意見が前にあったのをふと思い出した 慎二と桜の場合はあれでお互いちゃんと兄妹って自覚しててだからこそ
にっちもさっちも行かなくなったんだろうけど、雁夜の場合は出奔してなお
自分から遠坂夫婦に近づいていってるからなあ
ほんとに爺が嫌いだという以上の動機はなかったんだろうか… 妖怪翁に命握られて少なくとも嫁は蟲蔵IN確実でとかノーフューチャーも甚だしいし、
臓硯から逃げること自体に理由は必要なかろう
問題は臓硯から逃げる<<<遠坂夫婦への妄執だったという点でさ…
しかしこう考えると
ある意味SNは徹底した血統主義世界だなー生まれ持った才能が全てというか
Zeroは生まれついての天才チートってメインキャラにいないもんな
まあアイリはある意味生まれついてのチートではあるけども >>216
あの凛だって大変な努力と孤独の上でのあの実力だからちょっと同意しかねる
凛桜が呪いレベルの才能持ちってのはZeroでの後付けだし
凛に関しては血統主義ってのも分からんでもないが、どれだけの素質を持って
生まれても血の滲むような修行が必須なのが型月魔術師だろ
問題は雁夜がそういう型月世界の厳しさにまったく無知な上にとんだ
スイーツ脳だったってことだが… 血が滲むような努力が求められ毎日がデッドオアアライブなのが型月魔術師だけど、
Zeroと比べるとSNが血統主義というか、
才能を生まれ持ったか否かできっちり線が引かれた作風なのは確かじゃないか?
SNは持つ者と持たざる者の溝を乗り越えるというよりは、
溝をそれぞれ弁えるようになるのが話の筋だし
まあその辺はハードボイルド路線の虚淵Zeroと
ヒロインつぇー大好きな茸SNの作風の違いと言うべきだろうけど
つか雁夜あんま関係ないなこの話w 明確な目的と万端の準備を整えて聖杯戦争に参加する切嗣と
否応なく巻き込まれるけど最終的には敵に打ち勝つ主人公にならなきゃいけない士郎では
勝利をつかむアプローチの仕方が変わってきて当然だしな >>218
>溝をそれぞれ弁える
贋作が本物に打ち勝つ話なのに?
つか士郎はチート魔術使えるけどそのための土台として毎日死ぬようなアホな修行してるし
腕士郎に至っては常時死にかけですやん
そもそもZeroキャラってそんな努力してます的なキャラ付けじゃないだろう
つかきのこdisってるみたいな口ぶりが気分悪いわ 確かに>>218はSNってそんな話だっけ?という違和感を覚える
個人的にはみんな溝の存在を知りながら足掻きまくって未来へと向かっていくのがSNだと思う
士郎なんてまさに乗り越えた側のキャラだし
作風の違いで言えば全体的にSNの方がZeroよりよっぽど血の気が多いよな
切嗣がやると合理的でスマートな殺し方だけどSNではイリヤにしても黒桜にしてもエグいというか
40/45でデッドもしくはバッドエンドな士郎はもちろん凛だって頭潰されて死んだりするし
SNに雁夜が放り込まれたら一晩も生き延びられないだろうなーと思うわ 士郎は乗り越えていくというより開き直りの境地に至ったって気がするが…
自分は基本的にSNはそれぞれのキャラが自分の領分での役割を果たしたり
迷いを吹っ切ったりする話ってイメージのが強いなあ
だからこそSNの中でHFが異色を放つというかね
まあ流石にスレチだと思うんで程ほどにしようぜ
とりあえず雁夜をSN世界に放り込んだら一日も持たなさそうなのは同意w 時臣が穴熊してたから生き残ってただけだもんなあ
まともに戦ったら瞬殺なんだから
SN時空の雁夜は間桐邸出た途端にキャスターにとっ捕まって魔力吸い上げるサンプルにされそう
そしてキャスターの想像を遥かに下回る量だったのであっさり干からびてアウト 時臣は海魔戦の時はギル様と一緒の外出だから堂々と姿出してたけど
穴熊しない戦法取った場合戦闘時はケイネスみたく姿消して行きそうだから雁夜には見つけられなかったかも
あ、でも蟲達が見つけてくれるもんなのかな?
まあ普段は穴熊してる時臣が出てきて、しかもわざわざタイマン挑んでくれて話する機会もあって
その結果が惨敗して全身ヤケドで荒療治だから運がいいのか悪いのかw
まあ運がよくても目的があれだからいい結果にならなかったということか
運はよかったよな・・・運が良かったことが不運なのかもしれないが
戦争前から運はいいんだよなぁ、やりたいことがお膳立てされてるようなものだもの
昔からの嫉妬と劣情をいっぺんに解消できる大義名分、
介入が許される血縁関係、実際に(一般的に)助けを必要とする状況だったこと
それを可能にする戦争1年前という時期、力と道具を手に入れる手段、
どれかいっこでも欠けてたら妥協できた(せざるを得なかった)ように思う
「神は言っている、すべてを救えと」と言われた気分になってもおかしくないほど
どんぴしゃの舞台設定だったと思う、彼にとっては >>>>225
救えと言われた気分になる舞台の上で、周囲どころか自身まで滅ぼすって悪い意味ですごい
そう言われてみれば、雁夜視点で見ると運は悪くなかったんだな…
間桐に産まれるなどの不運もあったが同時に、家を出れるなど不運と同じくらいの幸運もあったと言うべき?
少なくとも、ほんの数回選択肢を間違えたら容赦なく坂道を転がり落ちたキャラがいる事を思えば
何年も毎月毎月間違った選択肢(公園詣で)を選び続ける事、
何よりそれを止める人に出会わず、ようやく葵さんから怒られたら口封じが成功したので妄想の中死ねたのは幸運だなあ >>225
でも、最初の大義名分が実は大義名分として機能していなかった(桜には一般的ではない事情があった)
ことなんかを考えると、それらの「幸運」すべてがひっくりかえって、雁夜を“あの結末”へ導くための
不運の連鎖のようにも思える。
むしろ問題なのはそれをお誂え向きの舞台と考えてしまう雁夜の思考か。
つくづく、1年前のあの公園で葵さんに間桐の魔術と爺が後継ぎを必要としていないことについて
話してればなと思わずにはいられない。そうすれば、桜の本当の救い主になれたかもしれなかったのに。
何で言わなかったんだろう?公園で明かしているから、葵さんには知られたくなかったとかじゃないよね? >>226
しでかしたことを考えれば凛桜に忘れられてるのも幸せだよな 「公園で明かしているから」ってのは、
戦争中に龍之介から凛を助けた後のときのことね。
紛らわしい感じになってごめん。 >>227
そりゃ、雁夜の中で(無意識に) 桜<葵 だったからだろう
もっと言えば「桜を助ける」より「葵さんのヒーローになる」が大きかった
嫌な言い方だが、未遂で防ぐよりボロボロになったところを颯爽と救助する方が
パッと見はヒーローっぽく見えるじゃない
間桐はやばいよ!って1年前のあの公園で葵さんに言ったとしたら、せいぜい
「そうなの!? 知らなかったわ、ありがとう雁夜くん。時臣さんに言って
何とかしてもらうわね」で終わっちゃうじゃん?
でも危険な間桐に単身立ち向かって、自らもボロボロになりながら、傷付いた娘を
助け出してくれたとしたら?
しかもそこに、「そんな所に娘を養子にやった夫」というバックが付いてくる
葵さんの中で、時臣を蹴落として一挙に雁夜株爆age!と思ったんじゃないかな 「葵さんのヒーローになりたい(時臣以上の男になりたい)」っていう
子どもの頃からの願望を捨てられずにずっと心の中に持ち続けてたのが
あの時無意識に選択肢を狭めたんだろうなあ
しかし端から見るとデスドライブまっしぐらなピタゴラスイッチを
典型とばかりに意気揚々と転げ落ちてくところは正に間桐と言わざるを得ない… 葵さんに初めて線を引かれて今更ながら
「葵さんが他人のものになった」ことの意味に気付いたのかなーとも思う
で、「お母さんを怒らせちゃった、何とかしなきゃ」
「そうだ、お母さんが喜ぶことをしたらきっと許してくれる、元に戻れる」
…みたいなオスの発想とは別に
幼児レベルに子どもじみた強迫観念に駆られてた部分もあったんかなーと >>230
あー…だから、凛救出後の公園でドヤ顔で
「(時臣を含む他マスターを殺して)必ず聖杯を手に入れて桜ちゃんを助け出すから待っててくれ!」
とか的外れなことを言ってたのか。だとすると、あの時点で葵さんに「間桐の魔術」について教えたのは、
時臣が「そんな所に娘を養子にやった夫」であると彼女に知らしめたつもりだったのかね。
そして、「きっとこれで葵さんは時臣に失望して、同時に俺の献身にも気づいてくれたに違いない!」と
「自分は葵さんのヒーロー」というのが当然彼女も承知済みの確定事項になったと考えたとか。 何度も言われてるけど、どんだけ謎な思考回路かと。
そもそも、時臣への嫉妬と憎悪で目がくらんでても
「臓硯と取引が成立する」「聖杯戦争に勝てる見込みがある」というのがすでに致命的。
雁夜本人が、自分の幸運を不運に変えてるんだよなー。 間桐の家に戻った時は
不可侵条約があるから通常は「遠坂」葵さんに会えないだろうな
戻った訳は贖罪が大きかった
桜が自身の身代だから、自分が出戻れば桜も何事もなく帰れると思い込んでいたのかもしれない
実際に臓硯との会話ですでに桜の教育を始まったことを知り絶望した 桜の教育が始まってることを知る前に
雁夜が自分から聖杯と引き換えるって取り引き持ちかけてるのにそれは無い
臓硯の中での自分の価値を過大評価してた感があること自体は否めないけど
>>232
自分の存在価値証明に対する遠坂夫婦への依存度は確かに幼児じみてるというか、
「世界=両親」でしかない頃に時間が止まったまま大人になったような
頑是無さがある気がする
そしてそれとは別に膿んだ大人の男としての欲があって交ざり合ってるイメージ
>>234
「何だかんだで臓硯の思い通りにはならなかった
(=臓硯については冷静に見極め対処できる)自分」に対する過信もあったのかなーと思う
実際は全部臓硯が「そこまでする程じゃないからまーいーや」で
見逃してただけなんだけど、雁夜にはそこが ちゃんと 分かってなかったというか 偶然だろうし蟲倉に入った時は知るはずもないんだろうけど
蟲倉出た状態で余命1月ってのも雁夜にとっておあつらえ向きなような気がしてきた…
よく「桜助け出して、その後どうするつもりだったの?」とか言われるが
余命1月だと聖杯戦争の後の事なんも心配せずに行動できるんだよな
桜にしても、夫を失った葵さんにしてもアフターファローというか責任を何一つ負わずに死ねるというか…
桜凛葵と一緒に生活することになると絶対時臣と比較されるし 嫌な思いをする前に死ねるというか
「雁夜くんありがとう!」と言われた(葵さんに認められる・時臣に男として上回ったと思える)直後に死ねるというか… >>237
まあそういう部分はあったろうなあ
「先」を考えなくていい状況を突き詰めていった結果が
「時臣が死にさえすれば」で、
そこで完全に行き止ってたのは作中でも描写されてるし 爺が「ウチの子のくせに!」ってなったからこそ参戦が叶ったわけだけど
「俺が聖杯取ってくるから桜ちゃんを解放しろ!」
「お前が一年で聖杯取るとか不可能だから。それなら鶴野と当主交代して
宛がってやった嫁と子ども作れ。そいつの子孫見極めた方がよっぽど現実的」
「いやだから俺がお前の蟲で一年で」
「無理。でもお前が後継ぐなら遠坂の娘は用済みだからいますぐにでも
解放してやるぞ」
「…いや俺が」
「ワシの本命次々回だから。無理とかしないし要らないから
傀儡なら要るけど」
となったらどうするつもりだったんだろうと思う いっそ、その方がだれにも迷惑かけずに蟲の餌になって
Zero本編みたいに子供たちや葵さんや鶴野にいらん負荷かからずに済んでみんな幸せだったかもしれないね ああ、そういやお兄さんもとばっちり食らってたっけ…
というか、鶴野視点だと弟が何したかったのか本気でさっぱり解らないかもなあ
しかし雁夜は一人で色々とこじらせて突っ走った結果、見事なまでに
全方位に迷惑をまき散らすだけまき散らして死んでいったのだなあと再認識
何この自爆テロ >>239
そういえば>>236でも言われてるように、「桜を助け出す!」と言いつつ、
桜の代わりに間桐当主という名のジジイ延命のための生贄になる選択肢は最初から持ってなかったよな。
やっぱりそこには「葵さんの娘である桜の身代わりとなって犠牲になる」という自己犠牲的というか消極的ヒーローより、
「戦って葵さんを悲しませた悪者時臣を打倒して勝ち取った聖杯と引き換えに桜の身柄を取り戻す」という
華やかでぱっと見カッコイイ積極的なヒーローの方が、雁夜の願望に合ってたんだろう。
なんていうか、公園で間桐の真実を明かさなかったことといい、本心では葵さんのためでも桜のためでもなかったんだな。 自爆テロは標的を巻きこむじゃないか、この場合は時臣と爺か。雁夜のは違わね?
チャオズが「さよなら天さん」って言いながらクリリンにしがみ付いて自爆してる様なイメージなんだが >>236
いや、雁夜が聖杯で取引しなきゃ「いつか」は桜の教育が始まることは同じだ
桜の教育が始まってることを知るのはいつでもかまわない
>>239
その方は雁夜の嫁が犠牲になる
やっぱり産まれた時点で悪かった 240だが、良く考えたらマーボーも、雁夜に好奇心示した所をギルにほじくり返されたのが
愉悦に目覚めた第一歩ではあるんだから(どっち道愉悦マーボーにはなってたと思うが)
昨日上げた五人だけじゃなくて、璃正や五次本編まで間接的に迷惑掛けてんだなこいつ
まーそこまで言い出したらだいたい誤算家が
冬木で「よろしい、ならば戦争だ」始めちゃったのが大迷惑なわけだし
直近だとわけわからないもの聖杯にぶちこんだ奴もいるわけだし
ラスボス生み出したり連れてきたり呼び出しちゃったり
令呪惜しさに愉悦のストッパーぶっ殺したり
だいたい迷惑の踏み台になってるキャラがほとんどなので
そこだけ取り出すのもその、なんだ、困る 雁夜は迷惑は掛けまくってるけど居なきゃ居ないで物語の本筋には影響がないしな
一応後付的に伏線拾ってはいるけどSN的には居なかったのも同じだし
いや虚淵がそういうふうにキャラメイクしたからなんだけどさ まあ、こじつけだとは自分でも思うけどナwwww
それでもこの群像劇で他の面子は自分の行動が我欲からくるものだって理解してるんだろうけど
雁夜だけは『善行』を行ってると思いこみながら、
マイナスの影響のみぶちまけてるこいつは逆の意味ですげえなと
247の言う通り虚淵もいいバランスでキャラメイクしたよな
前にもレスあったけど、もともと歪んだ土台の上に砂の城作ってる
ようなもんだから上手く転ぶはずがないんだよなあ
はっきり自分のエゴだって自覚出来てれば逆にあそこまで悲惨なことには
ならなかったんだろうけど、「善行」っていう建前がないと雁夜はだめだったんだろう 正義のヒーローになりたい!とかできるだけ善人でいたいとか
そうでなくとも好きな人のためになりたいというのは自然な感情なんだけどね…
それが誰かのためじゃなくて自分の目的、存在の全てになってしまっているところや
自分でも自分のエゴを認められず大義にすがりつかなきゃならなかったところとか
傍迷惑なんだけど、哀れというか惨めというかなんだかな… >「善行」っていう建前、大義にすがりつかなきゃならなかった
ここでも度々言われてることだけど、
その辺も雁夜の自尊心の希薄さが大きく関係してる気がする
我欲ってある程度自分自身の価値を認めてないと張れないし、
自尊心が薄いままエゴを押し出すには「鎧」を必要とする極端な臆病さもあったんじゃないかと 雁夜の場合基本的に自尊心が極端に低いんだけど
「(理想とする)葵さんを愛する自分」という条件付き自尊心はもはや慢心レベルなんだよ
だからそれだけはなんとしてでも守りぬきたかったんだろう
魔術師より自分の方が葵さんをまっとうな、綺麗な心から愛している自尊心があった
その一方で「葵さんに選ばれない自分」を、もしくは「時臣より劣る自分」を認められず
完璧に見える時臣と真っ向から向き合うことが出来なかった
単に見目や技量だけじゃなくて、時臣が葵や家族を愛しているということも含めてね
臆病な自尊心と尊大な羞恥心といえばいいんだろうか
方法は問わず、誰かに認めてもらいたいという欲望が抑圧されてるんだろう
「見下し続けてきた連中の顔に泥を塗ってやった」「負け犬なんかじゃない」ってあたりもなあ >>252
「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」に納得した
特に自尊心って、保つために他人からの評価を必要とするタイプの人がいるけど
雁夜もその手のタイプで、かつ、本人が必要とする程には与えられなかったのが原因かなあ
自己完結できる人間だったら、実際には爺が「イラネ」しただけだったとしても
曲がりなりにも間桐を飛び出して自分の力で生きていこうとしていた時点で
じゅうぶん自尊心を持てただろうし、そしたら「葵さん(を愛する自分)」への依存が
あそこまでこじれることもなかったと思うし…
しかも、葵さんに責められ否定されて首絞めたところで「葵さん(を愛する自分)」から
「(葵さんを)愛する自分」になってしまったイメージ
>>だからそれだけはなんとしてでも守りぬきたかったんだろう
の「それだけは」が葵さん本人ですらなく、自分の中のきれいな幻影だったっていうのがなあ… それでいくと冬木をでたあとの人を避けるような生活は
ただ自尊心を飼い肥らせるだけだったってことだな… >>254
人を避けてたのは、やっぱり心のどこかで自分の出自が間桐という色々な意味で“異常な家”であることに
劣等感があったんだろうね。そうした“異常な家”の人間だったことを、ふとしたはずみで周囲の“普通の人々”に知られたら
疎外されるか、悪くすると迫害されるかも、という恐怖心があったんじゃないかな。だから深く付き合えなかったんだろう。
でもって、葵さんは(あくまで雁夜視点では)“普通の人”であるが、雁夜が間桐の人間だと知っていても付き合ってくれる存在だったので、
余計に依存が強くなったんじゃないかね。
以前、「雁夜は一般人の規範でもって時臣や爺の魔術師の規範を攻撃することをアイデンティティにしている」という指摘があったけど、
それは「自分は“薄汚い魔術師ども”(=社会から疎外される存在)とは違う」ということを証明しようと躍起になってたとも思える。 他の関係ない人たちに迷惑を振りまくのは時に儲よりも安置の方が多い、
というのは2chでもよくあることだが、雁夜もそんなイメージ
>>253
>本人が必要とする程には与えられなかった
葵さんには幼馴染として愛されてたし凛桜は懐いてたみたいだし、
細々とでも食えてたってことはそれなりに信頼してくれる仕事関係の相手も
居たんだろうにな…雁夜が自己憐憫に浸ってる程過酷で理不尽な環境じゃないわな
やっぱり時臣っていう「上」を見続けちゃったせいなんかなあ
なんか雁夜は勝手に自分を追い詰めて勝手に不幸になって勝手に自滅した感がすごい
どこまでも一人上手っていうか 欲しかった程度じゃなくて欲しかった質の問題じゃないかな
深層では基本的信頼、無条件の信頼が欲しい、でも経験では条件付きの信頼しか知らない
「間桐(爺)の役にたつ、いうことをきくから良い子」というような
葵さんが無条件に時臣を信頼していることを理解できないから
「幼なじみだから」という条件で葵に信頼されてたと思っていたのが、
さらに素晴らしい条件を提示することで上書きできると思ってしまう
公園参りはどちらかというと、時臣の隙につけこんでさらなる信頼を得るぜみたいな積極性より
「幼なじみ」から「めったに会わない人」に条件が格下げされることを恐れたように感じる
結婚、出産によって「幼なじみ」の順位が自動的に下がってるし 大人になるにつれて自動的に「幼馴染」の順位が下がってくのは自然なことなんだけどね
雁夜も成長するにつれて、本来は葵さんより上の順位に来る存在を
積み重ねていかなきゃいけなかったんだよな…
雁夜の葵さんへの執着ってある種のマザコンだと思うわ
>>256
後ろ向きであることに変わりはないが、
「時臣と違って家を捨てれたすごい俺」に浸ってれば良かったのにな
時臣を「上」と言っても客観的に言えば、旧家の因習に人生を捧げた時臣と
その家を捨て外界に飛び出していった雁夜の
どっちのが幸せになり易かったかって言ったら断然雁夜だろうよ…
何か時臣と雁夜みてると人生って本人の心持ち次第なんだと感じる 前向きな思考は何よりの武器なんだろうなあ
旧家は旧家なりの幸せがあるのだろうし
家や環境だって自分の為に必死で尽くしてくれる人に幸せを与えたいだろうよ
いっそ外で頑張らなきゃいけないゲッシュがあるとか初恋諦めなきゃ呪われるとかさ
それくらいしたら幸運を台無しにするステータスも臆病な自尊心と尊大な羞恥心もなんとかなったかな >>257
幼馴染として見たら十分以上に愛されているんだけど
雁夜は幼馴染以上の存在になりたいんだから、本人的には程度も足りなかったろう
惚れた女に今以上の愛情を求める感覚自体は普通だと思う
葵さんに幼馴染として愛されてるっていっても
聖杯戦争に参加している&時臣と戦おうとしてる(十中八九雁夜は死ぬ)と知っても
必死こいて止める程度のリアクションももらえなかったのは確かだし
型月式殺し愛になんてとても届かない程度の愛情じゃ満足できなかったんじゃないか
…まぁ、それを人妻に求めるのがすべての間違いの元なんだが >>260
>惚れた女に今以上の愛情を求める感覚自体は普通だと思う
「葵さん好きです!俺と一緒に逃げて下さい!」って時臣が出てくる前から言い続けて、
かつ彼女のお眼鏡に適うように研鑽を続けてたんならともかくなあ…
実際には時臣が出てくる前から諦めてた恋のはずなんだからさ
つか10年近く前に人妻になった相手に今以上の関係を望み続けるのは普通とは言えなかろう
雁夜のやってることって、ある家の庭に生ってる美味しそうな果実が
こっち(公道)の方に落ちる(そうすれば自分は罪や責任に問われなくて済む)のを
願いながら、ただ漫然と道路に突っ立って見続けてるような怠惰な思慕だと思う
諦めたり目を逸らしたりしようとする努力すらないっつーか
そんなんじゃ想いが顧みられたり報われたりするどころか、
気づいてもらえることすらなく10数年経過してもそりゃー当然だろうよ… あー凄い分かる>怠惰な思慕
葵さんみたいな高嶺の花相手に「ありのままの俺を好きになってくれるはず」とか思ってそう
何で世界一素晴らしいと思っている女性に見合うように少しでも積極的な努力をしなかったの?と純粋に疑問
彼女のことが好きだったというよりも、かなり初手から「自分を肯定してもらうための存在(それに相応しい存在)」の最上位として葵さんが居たんじゃないかと勘ぐっ
てしまう
なんつーか、向上心がないのかな… >>262
それはほら、「本気を出した俺に葵さんが惚れちゃったら困る(キリッ」っていう…
…何か冷静に考えたら笑いが込み上げてくるレベルだな
しかし怠惰な思慕ってのはその通りだなと思う
いろんな意味でね あれだな、1行も書かないうちから物語を想像しただけで満足して
投稿した小説が賞をとる妄想をしつづけてるようなそんな黒歴史的なやつだな
しかしそれは自分の妄想であって他人を巻き込んだらあかんよ…
公園参りは葵がその状況を好意的に受け取って容認していたから
(客観的、将来的にはどうあれ本人達の問題としては)よかったんだが
その黙認に味をしめてつけあがっちゃったからなぁ… >>261
>「葵さん好きです!俺と一緒に逃げて下さい!」って時臣が出てくる前から言い続けて、
>かつ彼女のお眼鏡に適うように研鑽を続けてたんならともかくなあ…
多分、心の底では「一緒に逃げてくれ」と言っても葵さんがついて来てくれるわけは無いと
分かってたんだろうな。でも、そうした、葵さんが自分に向けてくれる好意は、
自分の彼女への思慕に比べたら、はるかに軽いという現実を直視する勇気はなかったんだろう。
だから「葵さんがジジイの犠牲にならないよう、自分から身を引いたのだ」とジイイを現実から逃避する免罪符にしてたんじゃね。
案外、時臣が現れたことも、そういう現実から永遠に目を逸らす免罪符の補強ができて内心喜んでた面もあったかもよ。
そのままでいれば、幸せだったろうに……。 >>265
あー…時臣の完璧超人勝ち組マシーン化もそういう怠惰な自分から
目を反らす意図もあったのかなあ…
自分をきちんと他者と相対化することがなかったからこそ
「本気になった俺」の虚構性も砕け散るまで分からなかったというか >>264
ああ、普段は目立たないごく普通の俺だけど、学校がテロリストに占拠されて
好きな女の子を守りながら大活躍しちゃう系の妄想か
誰もが通る道だけど、普通は大人になったら「授業中あんなこと想像してたわー」って
思い出して死にたくなるんだけどな
雁夜って、このノリのまま聖杯戦争しちゃってるからなー >>266
「あいつは完璧超人で人間じゃないから負けても仕方がない」って感じかなあ
でも諦めるための口実を求める気持ちは分かるけど、
怠惰な自分を許容するための口実を求める気持ちは分からないというか
好きな人のために頑張ろうっていう気持ちにならない理由がわからない
好きなもののためでさえ頑張れないなら、何になら頑張れたんだ10代の雁夜は…
慎二も努力嫌いだけど、なんか雁夜の場合はそういうのとは違うよなあ 昔読んだ本に「我慢してると、我慢しているだけで何かしている気分になって、
何一つ事態は好転していないのに何もしなくなる」みたいな一節があったの思い出したわ。>怠惰な思慕
で、その葵さんとの思慕を脇に置いた、幼馴染というか人間としての関わり方も
怠惰というか狡いものだった気がするんだよな。
養子の話で線引きされた時、何も言えなくなったのは自分が完全に切り捨てられそうで怖かったからじゃないか?
葵さんのためなら、「間桐はまともじゃない、親として子供を取り戻すべきだ」と言わなきゃ駄目だろ?
それで葵さんと気まずくなろうが絶交されようが、母親としての葵さんのためには、
子供を救うように説得して応援するのが、本当に葵さんのためじゃないの?
なんというか、「相手の気持ちを無視して愛に生きる」って人間関係じゃないよなあ。 人間、されたことよりしてあげたことを大きく感じる生き物だから
「あなたのためにこんなに我慢したのに何故見合ったものを返してくれない」
という不満自体は良くあるいさかいの原因なんだけどなあ
そういうところは一般人ならだれもが普通にもっている欠点ですむのに
原因と目的、思考と感情、行動と結果がことごとく破綻してるせいで
極悪、凶悪きわまりない悪意にまで成長させているのがね…
時臣に言っても無駄、彼女に言っても彼女は何も出来ない、と頭から思いこむあたり
思春期までに間桐でつちかわれた無力感が後を引いてるような印象もある
>我慢しているだけで何かしている気分になって何もしなくなる
魔術師に一般人が逆らえるはずがないという無力感を葵に投影した上で
家を出た自分への自信が「俺が代わりにやってやらなきゃならない」へと走らせたのかなーと
約束を守るかはともかく、臓硯の力を純粋に信じることができたのも当時の
「臓硯の言うことに(倫理はともかく)間違いはない」というすりこみが残ってるのかとも思える 雁夜は典型的なヘタレキャラだ
好きな女性の為に命をかけてはいるけど、葵さんは別に桜を助けて欲しいとは
思ってないし、自分が必死で戦ってることを伝えてるべきだ。桜を助ければ自分に惚れてくれると心の何処かで思ってると
思う。好きだからって命をかけてまで助けるには
まず桜の事情を伝えてから、参戦するべきだったと思う。
好きな相手になんでもしてあげるのは間違ってる。
しかも本音は時臣に対する個人的な八つ当たりだしさ
雁夜って、「相手のために」と言いつつ、
「やるべき事」じゃなく「やりたい事」しかしないからなあ。
しかも、本当は「やるべき事」についてきちんと分ってそうなんだよな…。
人間そういう弱さは持ってるものだろうけど、
怠惰だし、狡いのも確かかな… 俺的に雁夜の一番可哀想なところはあれだけ憎んでいた時臣が
切嗣や綺礼の眼中にないということかな........
雁夜は完全に蚊帳の外
雁夜のfateでの役割は可哀想な役ってことになるね ?別に眼中になかったなんてことなくね
切嗣は全員下調べしてたし、遠坂邸チェックもした
綺礼はギルの勧誘で愉悦に目覚めて、時臣を裏切るかどうかの葛藤が前半のメインだし
雁夜だってバーサーカーの能力やギル勧誘のきっかけとかでまったくの無関心にされてたわけじゃない
むしろ全マスター中雁夜だけが時臣以外眼中になさ過ぎる感じだと思う あ、よく考えれば1番他マスターのこと気にしてないのは龍之介かw >>273は時臣“や”切嗣や綺礼の眼中にない、って書きたかったんじゃね?
その後のレスの内容見るに
>>270-272
雁夜って「ゼロに何を掛けてもゼロ」という宇宙法則を理解できてない気がする
ブーストやどんでん返しっていうのは、まずそれ相応の感情量や可能性が
存在していて初めて成立するんだから、素地がまっさらな時点でやっても意味なんかない
葵さんや時臣の中に相応の存在感を得たかったなら、
まずちゃんと彼女らの中に自分を「足して」いかなきゃいけなかったんだけど、
そういう努力はしないんだよな…ただ見つめてるだけの怠惰な思慕ってのは確かにあると思うわ 柳の下でドジョウを、切株のそばでウサギを待ち続けて
なんで捕れないんだというような空しさだな
家を出た後の葵以外無気力、無感動っぷりといい、
ドジョウもウサギも捕り方どころか、自分の手で捕る方法があることすら
考えたことがなさそうなのは割りと可哀想だと思う
死ぬ覚悟で離縁状つきつけたってことは裏をかえせば
成功するとは思ってなかった=家にいるより死んだほうがマシ
=自分の力でどうにかするのは無理という諦めのようなもんだし >>271
>まず桜の事情を伝えてから、参戦するべきだったと思う。
>>230でも言われてるように、1年前の時点で葵さんに
「ジイイは後継ぎなんて必要としていない、桜はジジイの延命のための道具にされるだけだ」
と「桜を助け出す必要がある」ことを伝えると、葵さんは時臣を頼り、結果として遠坂家当主という社会的にも能力的にも
雁夜よりもはるかに上手く立ち回れる立場にある時臣の活躍によって桜は救出され、雁夜の出る幕なんて無くなる。
そのことを無意識に分かってたんだと思うよ。1年前の公園シーンで「貴方には関係の無いこと」と言われて何も言い返せてなかったし。
雁夜が本来なら成れない「桜を助け出して、葵さんから感謝される」という立場に収まるためには、本来それを行う人間である時臣に
桜が助けを必要としていることを知られないよう、勝手に(桜の状態を秘匿して)やるしかなかった。 原作読み直しててふと気づいたんだが、
凛(と桜)が雁夜のことを「カリヤおじさん」って呼ぶのって
そもそも「カリヤ」って名前をどう書くのか自体を知らないからだろうか
姉妹の幼さを際立たせる演出かと思ってたが、
綺礼のことはちゃんと漢字で呼んでるんだよな、凛…
そうだよねー、一・二ヶ月に一回「たまたま」公園で顔を合わせるだけの
「お母さんの知り合いのおじさん」の名前をどう書くかなんて興味ないよね、うん
うん… 首絞めの時の雁夜のモノローグを久々に見たけど怖っ…こんな怖い台詞だっけ
耐えてたからといって「否定されて良い訳が、赦せるわけがない」わけがない
建前と本音がごっちゃになって何が言いたいのかわからなかった
好感度システムがあるゲームのほうがまだ現実的なんじゃないかと思うくらい、自分からの視点のみで話してるし
耐えて耐えて〜とか嘘だ嘘だ〜とか読んでてポカーンとしてしまった
本当に「相手の中に」自分の存在を足す事をしてなかったんだな
相手に自分を売り込む、告白しても振られるものは振られるという恋愛の基本すら忘れてる感じ
>>275
そりゃあ龍之介は偶然聖杯戦争に参加しちゃった子だからな、しかも本人に自覚無しw
まあマスターはともかく璃正さんには最も注目されてただろうから完全に蚊帳の外ではないか…ってスレ違いか
しかし、あのポジティブさとコミュ力の一割でも雁夜にあればな 本当に相手のことを考えてないなと思った
あれで葵が首しめられてもしかたないビッチとか叩くアニメ組を見てるとおじさんを無駄に美化したアニメは罪深いなと思った
雁夜は自分勝手な男だと思うし、最後も全然かわいそうだとは思わない 自業自得だと思った
それでも別に嫌いじゃない そういうキャラとして好きだ。だから無駄におじさんはいい人!かわいそうだ!と騒いでる人と意見が合わなくて困ってる >>278
何となく公開プロポーズとかする人と同じ臭いを感じる
「これだけ必死になってくれた相手の好意を袖にはしにくい」状況に
相手を追い込むズルさというか臆病な計算高さというか つまりは根っからのストーカー思考なんだよな。怠惰な思慕の割に
「俺がこんなに葵さんのことを思ってここまでやったんだから、
葵さんは当然それを受け入れて感謝し、俺に好意を抱いてくれるはずだ」
基本的に、聖杯戦争での雁夜の行動原理って↑じゃん?
独りよがりな好意を押しつけ、自分の都合の良いように相手の言動を解釈し、
好意への見返りを要求し、拒絶されれば逆上して好きなはずの相手を攻撃する
どう見ても(ry
「ストーカー気質チェック」でググって一番上に出てくる記事の中の
「ストーカー気質になりやすい人」と「ストーカーにさせやすいタイプ」の特徴が
すごく雁夜と葵さんでびっくりした >>283
折角なので見てきたけど、確かに雁夜は「だいたいあってる」って感じだと思ったけど、
葵さんは「そうか…?」って感じだったな個人的にw
結婚後は特に一度だって雁夜が異性アピールしてたら
葵さんは雁夜に嫌われようが傷つけようがきっぱり拒絶してた気がする
葵さんに言い寄ってくる男なんて
それこそ掃いて捨てるほど居ただろうけど、結構ばさばさ振ってたイメージw
雁夜は葵さんのそういうところ見て一層自分の想いを隠し続けて、
他の男や時臣に対しても「幼馴染」の先着感に浸りつつ結局自家中毒起こした印象っつーか
「ごめんなさい」を言わせるタイミングを相手に与える分(効果があるかどうかはともかく)、
まだストーカーのがオープンだよな… >>282
すげー納得した。>公開プロポーズと同じ匂い。
「桜を助けるために聖杯戦争に参戦する」というのは、
葵さんを、そうやって恩を着せて自分の好意を受け取らざるを得ない状況に追い込める上に、
既に彼女の伴侶となっている時臣を、「彼女の伴侶として相応しくない男」として始末できるという
雁夜にとっては二重に美味しいシチュエーションだったわけだ。 >>284
むしろ「させやすいタイプ」はまんまコクトーだなと思ってしまったw
まあ葵さんは女コクトーらしいが 「ストーカーと判断されたり「ごめんなさい」と断れるのは嫌だ」と、
雁夜がまず「自分」を守ってるイメージ。
葵さんサイドで異常に気が付けない分、ストーカーよりタチが悪い・・・。
葵さんが戦争前に、雁夜の依存に気付いてたら
やっぱり「それは「好き」なんてものじゃない」と拒絶してたと思うけど、
それは雁夜の今後のために、あえて嫌な事を言おうと真剣に向き合ってくれた結果と思うんだよな。 しかし葵さんの愛を求めることにしろ、時臣を糾弾することにしろ
真正面からしようっていう発想が全くないんだよな改めて
やっぱり本心では葵さんが心から愛してるのは誰かも
時臣が家族に愛し愛されてるってことも分かってたんだろうなあ
>>286
コクトーはまさに異常者ホイホイだが、
葵さんはコクトーほど本人の異常性が分かり難いタイプではない気がする
まあその辺は性差による自己防衛本能の現れ方の違いかもしれんが ここのスレにいる住人は雁夜が一番好きな人ではない。
虚淵作品のzeroが好きでその登場人物の一人である雁夜も好きなキャラの一人…
って人が集うスレ EXTRAで慎二が(仮初めの)友人と闘うことに対して
友を手にかけるなんて悲しいけど、これ主人公の定番なのよねみたいなこと言ってて
あー雁夜も主人公病だったのかなーと思った。慎二はできる奴設定だったけど 主人公病って、「やっと俺のターンキター!!!(AA略」って状態かな?
今までン年間、色々言い訳を付けながら結局何もせずにただじっと葵さんを見ていた所に
降ってきたように与えられた舞台
今までずっと目立たない人生だったけど、それは自分が心底脇役なモブだからではなくて
「俺はまだ本気出してないだけ」だとどこかで思ってたんだと思う
・自ら捨てたはずの呪われた家に正面から戻り
・絶対的な存在である「父」と堂々と交渉し
・桜を助け出して葵さんのもとへ帰すために
・我が身も顧みずに過酷な試練を受け
・最強のサーヴァントであるバーサーカーを手に入れて
・夫であり父親でありながら彼女たちを苦しめた時臣を倒す
↑だいたいこんな感じの物語の主役に抜擢された気分だったんだろう
傍から見ればツッコミどころ満載なんだけど、それに気付かないというか、無意識のうちに
(∩゚Д゚) アーアー キコエナーイ して己を客観視できないところが雁夜クオリティ >>291正直、傍から見るとZEROでの雁夜の物語というのは、こんな↓感じな気がする。
・本来部外者である他家の問題に首を突っ込むため、とっくに決別して捨てたはずの実家の力を当てにして舞い戻り
・父親に英雄じみた行動の裏にある人妻への劣情と彼女の夫への嫉妬による真の動機を見抜かれ利用され
・桜を助け出すことによって、葵さんの夫になり替わるために
・時臣がおそらく二十数年にわたって培った力の差を、一年の蟲蔵漬けで埋められるという無茶な想定のもと
・相性の問題により、最強のサーヴァントであるギルを倒せる可能性を秘めたバーサーカーを手に入れ
・夫として父として精一杯妻子を思いやっていた時臣を、碌に彼らの事情も知ろうとしないまま、嫉妬により殺そうとした
倉庫戦のアレを見て「行ける…!」とか
言ってるんだからどんだけ重篤な主人公病に掛かってたのか
うん、ヒーローものではよくあるよね主人公が自分の力が強すぎるせいで制御できなくって
苦戦して奮闘して乗り越えて強大な力をモノにするってストーリー… まあ自分一人で収まる事なら、どんなヒーロー物語を演じても雁夜の勝手なんだけどな。
最終的に葵さんを害した事と、雁夜がヒーローたらんとしてる間も桜は苦しみ続けてたという点がな・・・。
特に後者がどうしてもひっかかる。 >>294
まあ雁夜が桜にポジティブなことを何一つしなかったのは
SNの縛りがあったからしゃーない…とは思いつつも改めて一緒に蟲蔵に入ってた期間の
二人のやり取りを想像すると虚淵えっぐいことすんなーとも思う
>一人の少女が虐待によって心を閉ざしていく過程を、雁夜はこの一年間に亘って目の前で直視する羽目になった。
>雁夜の心を責め苛(さいな)んだのは自責の念である。
>桜の受難は、まぎれもなくその責任の一端が雁夜にもあったのだ。
っていうけどいやそれお前が責任を感じるポイントが違う。違う。と言いたくなる
責任を感じるべきは間桐を出奔した過去の自分じゃなくて桜の受難を見てるだけの現在の自分だろう…
何つーか桜「いじめ」の主犯が臓硯、手下の実行犯が鶴野なら、
さしずめ雁夜は傍観者という名の加害者側に算定されるよな普通は…
いじめられてる子を庇って一緒にいじめられてるっていう状況と全然違うんだもんよ雁夜の場合
葵さんが時臣を愛してることや時臣が家族を愛してることに雁夜は心の底では気づいてた、
とここでもよく言われるが、桜に対する偽善?についてはマジで考えが及んでないっぽい気がして
むしろそっちのが怖い 自分が聖杯を取るほかに桜が助かる方法はない、
桜を助ける最短ルートだと思ってたんだろう…
もしかしたら改善されるかもしれない他の道を塞いでるのは劣情と嫉妬だというのがなー
桜への同情や心配、的外れだけど魔術師じゃない幸せを望んでいるのは本心だと思うよ
でも時臣にとは言わなくても葵にさえ説明してないところや
代わりに俺が継ぐでもなく真っ先に聖杯とるから協力してねなところとか
同じ境遇に堕ちることで葵や桜からの非難を避けようとしたように思われても仕方ない
…逆にいえば、あなたが逃げたせいでと非難されたとして、
「ごめん。でも俺は自分の幸せのために家を出たんだ」
と言える自信がなかったってことだよなあ >>296
確かに雁夜が間桐を捨てたのが桜が養子に入ることになった遠因ではある
でも、それは「桜が虐待されてること」の理由じゃないんだよなあ
葵さんが「桜を間桐に奪われた」と思ってるだけの段階なら
心の奥で幾ばくか雁夜を責める理由になるんだろうけど、
「桜が間桐で虐待されてる」と知った場合に雁夜に対して何か
思うことがあるとすればまず「何で早く教えてくれなかったの」となるのが普通で、
別にそもそも雁夜がどうして間桐を捨てたのか、その後どう生きてきたかみたいな
「雁夜の過去・生き様」なんかぶっちゃけどうでもいいし考えにすら浮かばないと思う
前にここで「雁夜は自分が遠坂夫婦の人生に無縁であることを認めたくなくて、
自分の過去の決定が葵さんや時臣の人生に影響を与えたと遡及したがってる」
みたいなことを言われてたけど、桜に対する自責を
「“どの時点の自分”に感じてるか」にもこれがすごく表れてる気がする >>297
296は実際に葵が非難するか、何について非難するかじゃなくて
雁夜が「何について非難されることを恐れている」か、ということじゃないか
「逃げた自分」を呪い、逃げた負け犬であることを否定してることから考えると
間桐から逃げたことを突かれるのを極度に恐れてたように見えるね
葵や桜側から見るとどうでもいいことではあるのは確かだが
この業界、全ては売上げ
ワンピース>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>世の中にある全ての作品は平伏す
>>295
蟲に嬲られて感情を失くしていくロリ桜を前にして嫉妬やら劣情やらが先に立つって凄いよな
身も蓋もない言い方だが踏み台にしようしてたわけだし
雁夜的には最終的に救い出せれば大きく勝ち越すと思ってたんだろうか… 読み返してみても、その辺について桜に対して罪悪感があるような描写がないからな…
葵さんの首を絞めた後も凛には合わせる顔がないと言いつつ桜には会いたがってるし、
奥底に隠してるとか打算があるっていうよりマジでそういう発想がなかったんじゃないかと思う
>>298
非難されることを恐れている=他人にも興味関心がある事由だと思ってるってことでしょ
葵さんや桜の側から見るとどうでもいいことこの上ないんだけど、
雁夜は「そう」思っておらずに不可避の議題だと思ってるっぽいのが何つーか…
何か信号無視を咎められたのに、自動車教習所に通い出す前の葛藤から話し出す
道交法違反者みたいな見当違いな自己保身と顕示欲を感じるわ 都合の悪い現実を必死で見てみぬフリをする
まさしく間桐 >>300
時臣を「薄汚い魔術師」として敵視していたのは、嫉妬もあるけど、
その偽善から目を逸らす意図もあったんじゃね?
時臣を「薄汚い魔術師」(=ゾウケンの同類)と決めつけることで、
「だから桜のこの状況を、時臣も知っていて黙認しているに違いない」と
「時臣に知らせないこと」を正当化したとか。
そういえば海魔戦のときも、「なぜ桜をゾウケンの手に委ねた?!」って
時臣がゾウケンの桜への仕打ちを知っている前提で突っかかってたよね。
その後も、桜の悲惨な状況やゾウケンが後継ぎを必要としていないことを訴えることもなかったし。
「時臣はすべて承知の上で桜を間桐へ養子に出した」という前提が崩れることを無意識に避けたんだろう。
じゃなければ、「桜は間桐であんな仕打ちを受けて、挙句ゾウケンの延命の道具にされるんだぞ!
お前はそれでもいいのか!」みたいに自分の戦う理由を正当化するために言いそうなものだが。 VitaのPV、花札の雁夜のセリフェ・・・
「そうだ、すべては時臣が悪い!ヤツを倒さないと、俺の人生はなに一つ
始まらないんだぁぁぁああああ、あああ、ぐあああー!」
なんかもう。そういう考え方だから、人生始らずに終わるの!
時臣だろうと誰だろうと、雁夜自身の人生に関係ないから!
関係あるのは雁夜自身だけだから!ばかー!!! >>304
桜の冷めた目がな…
つーかお前時臣のなんなの?
臓硯に対してあの執着ならまだ分からんでもないんだけどな >>304
始まるどころか終わっちゃうじゃないですか、やだー
…やだー
倒さないと人生始まらない相手がいるとしたらそれはどう考えても臓硯だろ…
どうしてそうなった
しかし桜を前にして全く取り繕ってなくてワロタw >>304
それを、よりにもよって(縁切れてるとはいえ)時臣の娘である桜に言っちゃうのが
なんか本当に相手の事考えてないなーと…
ギャグだろうとはいえいろいろ薄ら寒くなった 結局雁夜って他人の事情は何も考慮しないでその上後先さえも考えずに好き勝手行動してただけだよな
なのに聖杯戦争であんな最後の方まで生き延びたのは奇跡すぎる
雁夜って幸運は少ないけど、無駄に悪運がよかったせいで戦争を最後の方まで生き残ってその結果があの最後になったんだろうなって思った
ランスロットの幸運が結構高いからその影響もあったのかもしれんが…
ランスロットはランスロットでそれこそ理性をなくして欲望の赴くままに好き勝手暴れまわってただけだし
何処かでランスロットの起源は「傍迷惑」って話を聞いたけど雁夜にもぴったしな起源だ
バーサーカー陣営ってまさに傍迷惑コンビだよなww 幸運を掴むチャンスを高確率で台無しにしちゃうのが雁夜だと思ってる
>>304
雁夜…ちょっと落ち着こうか…
なんというか、一応知ってる人Aからすべてはお前が悪いとか言われる時臣お疲れ様です >>304
どんだけ時臣の存在に依存してんだwwwワロタwww