長泉町女性殺人で義理の無職娘を逮捕
05月20日 12時36分

ことし3月、長泉町で69歳の女性が自宅の玄関先で胸などを刃物で刺されて殺害された事件で、警察は31歳の義理の無職娘を殺人の疑いで逮捕しました。
娘は、自宅にあった包丁で女性を殺害したあと、警察に「男が逃げた」とうその説明をしたとみられ、警察は詳しいいきさつを捜査しています。

ことし3月10日、長泉町下土狩の住宅で、この家に住む諏訪部則子さん(69)が玄関先で胸や腹などを刃物で複数回刺されて殺害され、諏訪部さんの長男の妻で義理の娘にあたる無職の麻衣容疑者(31)が当時、現場にいてみずから消防に通報したうえ、警察に「男が逃げるのを見た」と説明し、警察は殺人事件として捜査していました。
しかし、警察が、自宅や防犯カメラなどを調べたところ、凶器はもともとこの家にあった包丁とみられ、事件の前後にほかの人物が家に入った形跡がなく、麻衣容疑者が関わった疑いが強まり、20日、殺人の疑いで逮捕しました。
警察は、麻衣容疑者の認否を明らかにしていません。
警察は、麻衣容疑者が諏訪部さんを包丁で刺したあと、警察にうその説明をしたとみて、2人の間にトラブルがなかったか、詳しいいきさつを調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200520/3030006993.html