荒川五郎「最近朝鮮事情」明治39年(1906年) 清水書店より
(この本は衆議院議員で中国新聞社主筆でもあった荒川五郎の朝鮮視察記)

朝鮮の不潔はヒドイ。
清潔とか衛生とかいう考えはないから、いかに不潔な家でも、いかに不潔な
所でも平気で、濁った水でも構わないどころか、小便や大便の汁が混じって
いても頓着せずに飲む。  味噌も糞も一緒である。

朝鮮に行かない人には、極端の言いようのように思われるかも知れないが、
事実その通りで、一例をあげれば、家を造るに、壁土の中に馬糞などを混ぜて
塗る。
その訳は馬糞を混ぜると壁が堅くなって泥が落ちにくいという。
さらに信じ難い程であるのは、朝鮮人は小便で顔を洗い、気目がよくなると
いう。