生後数日男児 乳児院前置き去り
06月29日 15時29分

29日朝早く、水戸市の乳児院の前に、生後まもない男の赤ちゃんが置き去りにされているのが見つかりました。
赤ちゃんは、すぐに病院に搬送されましたが、命に別状はないということで、警察は赤ちゃんの身元の確認を進めるとともに保護責任者遺棄の疑いで捜査しています。

29日午前5時半すぎ、水戸市小吹町にある「日本赤十字社茨城県支部乳児院」の裏門の前に、赤ちゃんが置き去りにされているのを出勤した職員が見つけました。
赤ちゃんは、すぐに病院に運ばれましたが、命に別状はなく、医師の話では生後2日から3日ほどと、生まれてまもない男の子だと言うことです。
警察によりますと、赤ちゃんは、タオルにくるまれた状態で布製のトートバッグに入れられていたということですが、置き手紙などの身元につながるものは、見つかっていないということです。
また、28日午後9時ごろに職員が帰宅する際には、裏門にトートバッグはなかったということで、警察は、29日朝にかけて何者かが赤ちゃんを置き去りにしたとみて、保護責任者遺棄の疑いで周辺の防犯カメラの映像を解析するなどして捜査しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20200629/1070009968.html