今みたいに外食チェーン店だらけじゃなかった1980年代前期都内のサラリーマン相手の駅前型店舗の寿司屋は回転寿司ではなかった。
昼飯時、海鮮ちらし寿司、鉄火丼、親子丼(鮭イクラ)などがメニューで、握り寿司がランチメニューから外されていた店が多かった。


バブル時代より昔のサラリーマンたちの昼飯代はかなり高かった。エンゲル係数も高かった。
しかし、ケチなことを言わなかった。
彼らは日本経済が上がっていけば自分たちの給与も上がると信じていた。