裸の女子生徒を涙を流して抱きしめる、スクールセクハラの実態【体罰とセットのケースも】

「先生の前で裸になりきれてないからや。先生を信用してすべても任せてないから、できないんや。」
「試合に勝つには、先生と気持ちを合わせる必要がある」「そのためにプライドを捨て、心を裸にしなければならない」「だから下着姿になるのは当然だ。」

「儀式」は次第にエスカレートし、控え室で下着になるだけでは済まなくなり、
性的関係を強要された。部活以外の時間も支配された。男女交際は絶対禁止。
「素晴らしい生徒がくだらん連中と付き合うな」と牽制し、付き合っていることがばれた子は試合のメンバーから外され、
さらには、「俺と男とどっちを取る」「先生だけが恋人や」と怒鳴り散らし、結局別れさせたそうだ。

生徒にとって教師は絶対的な存在だ。教師から命令されたことに抗うことは不可能だ。
池谷氏によれば、体罰もスクールセクハラも、生徒を思い通りにコントロールしたいという教師の歪んだ思いから生じるという。
だが、教育現場には隠蔽体質がある。被害者は大学に入ってからようやく冷静になり、母親に被害を受けたことを告白。
教育委員会に訴えたが、「何年も前のことを」「在学中に言ってくれれば」と言われ、誠意ある対応は見られなかった。
結局、訴訟を起こし、教師は懲戒処分になったが、「全国大会まで生徒を導いてくれる先生に向かってなんてことをするのだ」
と現実を知らない生徒の保護者から責められることも少なくなかったという。

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