佐々木想監督をはじめ、お笑いタレントのいとうあさこ、佃典彦、大方斐紗子、
保永奈緒、宍戸開の主要キャストが上映前に舞台挨拶。
少子化対策のため未婚者徴兵制が敷かれた世界を舞台にしたダークSFファンタジーで、
45歳の未婚女性役で映画初主演のいとうは「45歳独身で責められるから、
役づくりは必要なかった。根っから持っている奥の闇をいっぱい出した感じ。
あんまり笑っていないので、そんな顔を見てほしい」と笑い飛ばした。

相手役の佃は、東京国際映画祭での上映とは知らされず拠点の名古屋から上京し
「監督が口下手だから何も聞かされていなくて、ここに来て初めて聞いいた」と恐縮しきり。
いとうがすかさず「知っていたらネクタイしていたよね。
でも、監督の口下手と関係なくない?」とツッコみ、会場を笑いに包んだ。