車いすのまま入れるスペースや、乳幼児のおむつ交換シートなどを備えた「多機能トイレ」。
バリアフリーな社会を目指して設置が進んでいるが、“目的外使用”の可能性が指摘されている。
多機能トイレを利用したアダルトビデオ(AV)の存在から、
カップルが室内で性行為を行っている疑いも否定しきれず、
身体障害者団体がAVメーカー側に製作自粛を求める事態に発展している。
モラルの在り方が問われそうだ。

★トイレから出てきたのはカップルだった

 中部地方に住む女性(50)の夫は(46)10年前、交通事故のため脳損傷を負った。
高次脳機能障害と診断され、外出時は車椅子を使う。排泄や排尿の感覚にまひがあり、短時間に何度もトイレに行ってしまう。

 しかし、身障者用のトイレがふさがっていることが珍しくない。
女性が特に疑問に思うのは、出てきたのが1人でないケースだ。

 「中からカップルが出てきたのを最初に見たときは、目が点になった。
複数で入った人が、トイレ本来の目的のために使っているとは思えない。
ふさがっているときに扉をたたいたらシーンとしてしまい、物音が一切しなくなったこともある。
本当に困るからやめてほしい」
(以下は下記アドレスで)

http://www.sankei.com/premium/news/160103/prm1601030021-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/160103/prm1601030021-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/160103/prm1601030021-n3.html
http://www.sankei.com/premium/news/160103/prm1601030021-n4.html
http://www.sankei.com/premium/news/160103/prm1601030021-n5.html