梅毒患者、3年連続5千人超え 薬の服用徹底を国確認へ
2019年10月28日 18時9分

 梅毒患者が3年連続で5千人を超えた。

 感染拡大を防ぐため、厚生労働省は患者が薬をのみ忘れたり、途中でやめたりしていないか保健所を通じて確認する方針を決めた。治療を途中でやめると、細菌が残り、他の人にうつしたり、症状が悪化したりするおそれがあるからだ。患者が多い都市部中心に始める予定だ。

 患者は2010年以降、年々増加。18年は7001人と49年ぶりに7千人を超えた。19年も10月13日までで5221人が報告されており、3年連続で5千人を超えた。女性は20〜30代に多く、男性は20〜50代に多い。性産業に従事する若い女性や客となる男性の間での感染が指摘されている。(以下略)

https://www.asahi.com/articles/ASMBX54GTMBXULBJ00L.html?iref=pc_ss_date