東京電力の危機意識の薄さ鮮明…福島第一原発1号機の原子炉土台損傷 緊急時対処も具体策は先送り
https://www.tokyo-np.co.jp/article/248378

東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の1号機原子炉圧力容器を支える土台が損傷していた問題を巡り、東電の対応が後手に回っている。
土台が崩壊し、核燃料が残る圧力容器が落下すれば、高濃度の放射性物質が新たに放出される恐れがある。
東電は容器落下の可能性は低いとして、緊急時の対処をどうするか具体的に示していない。
原子力規制委員会も苦言を呈するが、東電の危機意識は薄い。

◆明確な根拠なく「問題なし」

◆規制委が指摘も動き鈍く