●2006年アーネスト・スターングラス博士の
青森講演〔提供:森田玄〕2011-03-23

私は核実験を止めないと世界中の子どもたちに
ガンや白血病が発生することになると
サイエンス誌で警告しました。

これはアメリカ(非白人)と
日本の男性のガン死亡率を比べたものです。
1920年から1945年まで、
この間喫煙率や化学物質の量が増加し、
また石油、ガス、石炭の消費量増加による大気汚染も
増加しているにもかかわらず、
日本ではほとんどガンの増加はありません。

このことを理解しないと
放射能を理解することができません。
1945年以降ガン死亡率が急に上昇し、
1962年にまでに42%増加します。
それ以前にアメリカと日本で
少し減少したところがありますが、
これは核実験を一時停止した時期です。

膵臓がんは1962年までに
すでに12倍に増えていますが、
さらに大幅に上昇しつづけています。
このことから日本になぜ
アメリカの倍の糖尿病があるのかという説明になります。