15日の気圧変動、発生源はトンガの火山と確認 細密観測網ソラテナで解析
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2022/01/20 15:05 ウェザーニュース

1月15日(土)から17日(月)にかけて、ウェザーニュースの独自観測機「ソラテナ」で、一時的な気圧変化が全国で観測される
現象が3回確認されました。

この気圧変化を詳細に分析したところ、波動の発生源はトンガの火山フンガトンガ・フンガハアパイであると確認されました。


衝撃波は少なくとも地球を1周半した模様
こちらはウェザーニュースが独自に全国約3000箇所に設置している観測機網「ソラテナ」による気圧変化を時系列で並べた
アニメーションです。

5分間で0.25hPa以上の気圧の上昇または下降を観測した観測機の場所を着色しています。

3回分を見比べると、@15日(土)21時前後の気圧変化が最も顕著で、同心円状に進む気圧変化の波が複数みられます。

この時は15分間に2hPa程度の大きな気圧変化が観測されていました。

次いでB17日(月)9時前後の気圧変化が明瞭で、A16日(日)17時前後の気圧変化はかなり不明瞭でした。

1回目の気圧変化 速度は990?1100km/h

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縦軸にフンガトンガ・フンガハアパイからの距離、横軸に時刻をとった散布図


以下略

動画、アニメーションあり