秩父鉄道で聖火走る、ランナーはギランバレー症候群を克服した女性
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東京オリンピックの聖火リレーは7日、埼玉県内2日目を迎え、81人のランナーが15市町を聖火とともに巡った。皆野町と長瀞町の間は「長瀞ラインくだり」で、秩父市では列車で、聖火が運ばれた。8日は13市町で聖火をつなぎ、ゴール地点のさいたま市でのセレモニーで締めくくる。

担当したランナーは、前野恵さん(26)。神経難病のギラン・バレー症候群を克服した。

子どもの頃からスポーツ好きで、中高時代は陸上部。卒業後、選手を支えるトレーナーとなることを決め、国内外で活躍してきた。

ところが22歳の時、突然、手足のしびれに襲われる。検査の結果、免疫が末梢(まっしょう)神経を攻撃し、主に手足が脱力するギラン・バレー症候群とわかった。幸い発見が早く、投薬治療やリハビリを経て、日常生活が送れるようになった。