九電、15日、日曜日の出力制御は
前日指示、最大158万kWに対し
当日36万kWと-122万kWの最低値で実施済みとなった

この最低値の場合
最悪、再エネの電気を捨てつつ
他の発電で不足を補う状況にもなり
エコとは言い難い
ルールや設定の検討不足感は否めないだろう

とは言え、
これまでの出力制御でブラックアウトなどの大問題は無い
この再エネで発電された電気を捨てて
受給量のバランスを調整する事で
安全に電気を供給する有効性だけを捉えれば
問題は無いと言える

九電がトップで始めた出力制御はこの秋て2年目、多少の改善はあったが
福島原発事故以後すぐに
再エネの接続量増大は把握され
対策が後手後手なのは悔やまれる

今後、無駄の無いエネルギーの活用を考えれば
蓄電量、揚水量の拡大となるルールや法令整備や
過剰発電時間帯の利用拡大が必要だ
Iotを活用した日中の電気蓄熱、蓄電V2Hの有効利用などだ

しかしながら、COPで見られるように
既得権益の壁は厚い

何かの発端で、現政府、経済産業省が
真摯に環境と財布に優しい
エネルギー循環型社会を目指せるのか?
疑問は残る

この世界事情で無理であれば、
環境意識の高い政党に望みを託すしかなさそうだ