東電、連絡ミスで改善策提出 柏崎原発 市長、月内に対応判断(新潟日報)
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190802486521.html
>東電は連絡ミスの原因を(1)誤認しやすい通報連絡用紙(2)作業が重なった場合の対応が難しい宿直の当番体制(3)宿直の当番者の力量不足−と総括した。
(中略)
>連絡ミスは、使用済み核燃料をプールで冷却する電源に関する異常の有無を「電源の有無」と思い込み、誤って「有」の欄に丸を付けてファクスを送った。
>東電によると、記入した担当者は、急いで通報しなくてはならないという「時間的なプレッシャー」から誤ったとしている。
(中略)
>改善策の一つ、通報用紙の書式の見直しでは、今回の地震で誤記した使用済み核燃料プールを冷却する電源の状況について、異常がなければ記載は不要と改めた。
(中略)
>外部への情報発信を担う当番体制を巡っては、通報用紙に記入する担当者が他の業務に追われ、別の担当者が代わりに記入したことがミスにつながった。
(中略)
>東電によると、「当番者の力量不足」は、他の担当者の役割を理解せず、自分の役割以外のフォローができなかったことを指す。

(かつての)トップがこんな有様なので、仕方のないことじゃないですかお
( ^ω^)

東電元副社長、津波対策資料を「知らない、読んでない」('18.10.17 朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASLBK5QRTLBKUTIL044.html

武黒元副社長、危険性報告「覚えていない」 東電強制起訴公判('18.10.20 福島民友)
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20181020-317675.php

津波対策検討「記憶ない」 東電・勝俣元会長('18.10.30 日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3712867030102018CR8000/
>さらに勝俣氏は、会長には業務執行に関する権限がなく、原発の安全対策について各部署を指揮する立場にはなかった、と強調。具体的な対策は原子力・立地本部に任せていたとした。

おまけ

福島原発告訴団|刑事裁判傍聴記:第33回公判(添田孝史)
「責任は現場にある」は本当なのか('18.11.4)
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/2018/11/33.html
>津波対策のため防潮堤建設に着手すれば、数年間の運転停止を地元から迫られる経営上のリスクがあった(*1)。
>原発を止めれば、その間に代替火力の燃料代が数千億円オーダーで余計にかかる(*2)。津波対策工事に数年かかるならば、津波対策費用は兆円オーダーに達する可能性もあった。
>その重大なテーマに、勝俣氏が関心を持っていなかったとはとても考えにくい。

福島原発告訴団|刑事裁判傍聴記:第35回公判(添田孝史)
指定弁護士、禁錮5年を求刑(3月15日)
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/2018/12/35.html
>「御前会議」について、被告人らは「情報共有の会合であり、意思決定の場ではない」と繰り返し否定し続けていたが、実際には「方向性の議論と、その共通の認識を持つ場だった」と元社長が供述していたのだ。