乾式貯蔵 専門家講演会 (動画有り) 02月06日 19時22分 愛媛 NHK
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190206/0003101.html

四国電力が、伊方原発3号機で導入を目指している、空気で使用済みの核燃料を冷やしながら一時的に保管する施設について、反対・推進の専門家が
それぞれの立場から意見を述べる講演会が八幡浜市で開かれました。

四国電力では、伊方原発3号機で使用済み核燃料を空気で冷やして一時的に保管する「乾式貯蔵」の2023年度の運用開始を目指しています。

(抜粋)
このうち、反対の立場で、大阪府立大学の長沢啓行名誉教授は、「乾式貯蔵は安全だと言う人もいるが、最初に、熱いままの危険な使用済み燃料を
プールに入れるということは何も変わらず、乾式貯蔵で事故の危険性が下がることはない」などと述べました。

一方、推進の立場で、東京工業大学の奈良林直特任教授は「福島での原発事故以降、火力発電の割合が増し、二酸化炭素の排出量が増えている。
乾式貯蔵によって、原発の安全性は高まるので自然環境保護の観点からも原発の運転を継続すべきだ」などと説明しました。

参加した人たちは、メモをとるなどして、双方の意見を熱心に聞いていました。