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ヨハネの黙示録 9:1-12

底なしの穴が開かれる

第五の天使がラッパを吹き鳴らしました。すると私は、天から地上に落ちて来る一人の人を見ました。
その人には、底なしの穴を開くかぎが与えられていました。
彼が底なしの穴を開くと、大きな炉から立ちのぼるような煙が吹き上げました。
そのため、太陽も空も黒ずんでしまいました。 すると、煙の中からいなごが飛び出し、地上を駆け巡りました。
そのいなごには、さそりのように人を刺す力が与えられていました。
いなごは、草や木には害を加えず、ただ、額に神の刻印のない人々にだけ害を加えよと、命令されていたのです。
しかし、人間を殺すことは禁じられ、ただ、さそりに刺されたのと同じ激しい痛みで苦しめることが、五か月間だけいなごに許されていました。
その間、人々は苦しさのあまり自殺をはかりますが、どうしても死にきれません。どんなに死にたいと願っても、死は逃げて行くのです。

https://www.biblica.com/bible/?osis=jlb:Revelation%208%2C%20Revelation%209%3A1-12