先月、報道写真誌「デイズ・ジャパン」が来年3月号で休刊になることが発表された。
原発・被ばく問題についてタブーなく真実を報道する数少ないメディアの一つだったのに
非常に残念である。

休刊の理由は購読部数が減ったことと社長の広河隆一氏の健康問題だという。

広河さんは取材のためチェルノブイリに何度も訪れており、福島第一原発1号機
爆発後の3月13日に双葉町で取材している。

携帯した線量計3台全部が振り切れたそうで、大量に被ばくしたことはまちがいなく、
健康被害が非常に心配である。

原発問題と長らく取り組んできたルポライターの明石昇二郎さんも胃がんになったことを
公表している。
明石さんも何度も取材で福島を訪れている。

今年3月、「週刊金曜日」で「福島で胃がんが多発している」という記事を発表、
大きな反響があったが、御自身でそれを証明してしまったのが何とも皮肉である。

IWJの岩上安身さんも狭心症で倒れて自宅療養中である。
以前から体調不良が続き、3年前にも狭心症で入院した。

岩上さんも何度も福島を訪れ、福島第一原発の入構取材もしている。