>>439
どちらも岩波新書。

七沢はNHKのエリートジャーナリストで
ゴルバチョフなどのインタビューと資料収集とで
チェルノブイリ事故の究明と隠蔽について書いている。
1996年刊

広河はフリーのジャーナリストで
チェルノブイリの前は中東を取材していた。
チェルノブイリ事故の2年後から3年にわたり
事故に苦しむ名もなき人々を取材した。
1991年刊

後者の方が印象に残っていることを考えると
私の興味は事故の究明や隠蔽の糾弾よりも
被曝の実際らしい。