石巻で汚染廃棄物の焼却開始 汚染稲わらが約70トン保管〈宮城〉
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00010003-oxv-l04

宮城県石巻市は福島第1原発の事故により放射性物質で汚染された「稲わら」を試験焼却した結果、問題がなかったとして、12日から本格的な焼却を始めました。

焼却が始まったのは「石巻広域クリーンセンター」です。
石巻市内には1キログラム当たり5500ベクレル以下の放射性物質を含む、いわゆる「汚染稲わら」が約70トン保管されています。
市は10月3日から試験焼却を行い、その結果、空間放射線量などに目立った変化がないことから、本格的な焼却に入りました。
12日は市内の農家が保管する汚染稲わら、400キログラムと一般ごみを混ぜ合わせた230トン分のごみを焼却しました。

石巻市生活環境部 福田寿幸 部長
「安全にですね、処理を進めていく。そして安全に埋め立てていくというふうに考えております」

市は今後も、空間放射線量などを確認しながら、今年度中に全ての汚染稲わらの焼却を終える予定です。