サウジアラビア、原子炉開発へ  イラン刺激し中東緊張も 2018/11/6 07:01 共同通信社
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【カイロ共同】サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は5日、同国初となる研究用原子炉の開発など、原子力計画を含む七つの
戦略プロジェクトを発足させた。

国営サウジ通信が伝えた。トランプ米政権は同日、イランの核開発阻止を目指して原油や金融部門を標的とした制裁を再発動させたばかり。

中東の覇権を争うサウジの原子炉開発宣言がイランを刺激するのは必至で、緊張がさらに高まる恐れがある。

トランプ政権はサウジへの原発輸出を狙っているとされるが、サウジ側は核不拡散に必要な規制の受け入れに消極的とみられていた。