「使用済み核燃料の保存飽和時期、誤って計算…1年早く到来」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00031889-hankyoreh-kr
 高レベル放射性廃棄物である使用済み核燃料が各原子力発電所内の水槽に臨時貯蔵されている中、韓国水力原子力(韓水原)の国内軽水炉原子力発電所21基の使用済み核燃料貯蔵飽和率の数値が、少なくとも0.8%ポイントまで縮小されていたと指摘された。
韓水原は保存用量に「非可用セル」(現実的に使用できない空間)を含め、保存量から「非燃料物質」を除く方式で、飽和率の数値を低く算定したという。



 実際の状況によって使用済み核燃料の貯蔵飽和率を再計算すると、一部の原発は状況がかなり深刻になる。
ハンウル2号機の場合、韓水原の発表通りなら飽和率が97.7%だったが、実際は飽和率が99.3%に上昇した。ハンウル3号機の使用済み核燃料の貯蔵飽和率は91.4%から98.9%に高まり、飽和時点が約1年しか残らなくなる。
非可用セルが101個で比較的多いハンビッ4号機の場合も、飽和率が81.2%から89.9%へと8.7%ポイントも高まった。ハンビッ3号機の場合は、74.8%から81.9%へと7.1%ポイント上昇した。