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1958年4月7日 下関生まれ。漁師の父の仕事の関係で福岡に。1997年7月31日 福岡
の鳥飼バプテスト教会で鍋倉勲牧師より受浸。1987年3月西南学院大学神学部卒業。
1987年4月宮崎丸山町キリスト教会牧師として就任。日本バプテスト連盟東日本大震
災支援委員として2011年5月から避難所訪問。夏から各地の仮設団地を回って支援活
動を続けていた。2014.4に郡山コスモス通りキリスト教会の牧師に就任(式は7月)。
2017年2月20日のニュースレター巻末言で「私も3年前に甲状腺癌の手術を、昨年2
月に子宮癌の手術をしました」とある。そして185人の子供たちが甲状腺癌あるいは
疑いとの診断結果が発表されたのに「スクリーニング検査のしすぎ」言われ、検査年
齢の縮小をされ、言葉が見つからない。教会の前の公園は廃棄物の貯蔵場所になり、
震災後、窓を一度も開けていない。避難してもいじめにあう、嫌がられる。戻ってき
ても指をさされ辛い思いをする。2016.11.22の震度5弱の地震で一時冷却停止となっ
た時は避難を考えなくてはならなかった。何も変わっていないとし、「廃炉は、いつ
になるのでしょうか。この福島は、どうなるのでしょう。震災は、まだまだ終わって
いません。深くえぐられていくばかりの日々です。主はこの福島で人々の呻きを聴き、
その涙を拭う御手に休まる時はありません。私達もなんとか主と共に働かせていただ
きたいと願っています。どうぞ覚えてお祈りください。よろしくお願いいたします」
と結んでいる。