イカが不漁らしくって、漁業情報サービスセンター発表の漁獲量をNHKが報じている
のだけど、2011年を境にガクーンと落ちて、2016,2017年と過去最低を記録して、
2018年も、1〜7月の累計は7344トン(前年比26%減)なのだそうだ。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/image/K170210_03.jpg

理由として海水温の変化を上げていて、マイワシや太平洋側のブリは増えて、
サンマやサケは不漁になっているそうだ。ただ、海水は10〜20年周期で上下すると
書かれているが、それだと、農水省がまとめた漁業・養殖業生産統計の「1956年
以降、年間漁獲量(冷凍含む)が10万トンを下回ったのは86年の9万997トン
だけ」というのと整合がとれない。10年規模振動が、30年に変化したのであろうか?
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/image/K170210_08.jpg

1986年というと、同年4月26日にチェルノブイリ原発事故のあった年。2011年以来、
減る一方のスルメイカ。函館では2017.3 創業90年の老舗の水産加工会社が倒産。
イカの街・八戸では2018.2 久栄漁業が約14億円の負債を抱えて破産している。
果たして、理由は…。