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さらにその後の連続ステマ小説『半分、アフォい。』は・・・な・ん・と

ヒロイン鈴愛がアシスタントしている漫画家の秋風羽織が「 大 腸 癌 が 再 発 し た の で は ? 」と悩み恐れるお話。
検査の結果、かつて発症したS状結腸ではなく直腸で、ステージも初期だったので内視鏡で無事手術成功。

退院後、鈴愛らアシスタントたちに語る秋風羽織。
かつて発症したときは「5年再発率65%」と宣告されていた・・・とか
「漫画を描く」ことで癌の恐怖を忘れることができる(キリッ・・・とか

まるで、どこかの「働きながら癌治療」キャンペーン団体のCM映像として作られたもののようにさえ思える脚本・・・
あるいは、いつもの黄泉ドク夕−の、病気・障害なんでも「ウ・ケ・イ・レ・ロのサイン」の記事のよう・・・

震災前は、ドラマで「癌」が扱われた場合、主人公またはその身近な人が癌になり、ストーリーのかなり重要な部分を占めたものだった。
(医者や病院が舞台のドラマは除いて)ストーリーの中のほんの一場面で「よくあること」の一つとしてサラッと触れるようなことはなく、
こういうサブリミナル的な軽い「癌」の扱われ方は、過去にあまり見たことがなかったが・・・

しかも「癌」をコメディタッチな話のモチーフとして扱うことで「コトの深刻さ」は巧みに払拭されているし、
その「癌」を恐れる漫画家の姿を滑稽に描く脚本の視線は、ホを恐れる人々を嘲る連中の視線とどこか共通するものがある。
(この「癌」を恐れる道化役をあえて「漫画家」にやらせたのも、「癌」を悟る「痔?=出血」の場面も、一種の当てこすりであって、
連中にとって、あの憎っくき「鼻血ブー」雁屋・・・美味しん・・・いや、何でもない。)

ちなみにこれ、バブル時代の「癌」発症の話だが、前回発症した際の「5年再発率65%宣告」という無駄に細かいエピソードを挿入することで
「秋風羽織が最初に癌を発症したのは1986年以前なんだからね 変な勘違い(ry」という用意周到な伏線も見え透いているというこの・・・

まぁ、震災後の現実社会では「よくある」一つの 日 常 風 景 ってことなんだろうなー(白目
「部活の部員が癌とか白血病になって、その部員の分もみんなで頑張ろう!」って、震災後はよく聞く話だもんなー。

あれっ? このドラマの舞台って、震災はるか前のバブル時代だったんじゃ・・・?

しかしまぁ、土曜の昼のわずか2時間の間に、「チバラギ推し」から「医療的ケア児」「バス緊急停止ボタン開発」のニュースから
「癌とともに生きる」ドラマまで、実に濃密な番組構成ですなぁ、某国営放送TVは。こりゃ受信料払う価値あるわー(棒 >>65

>>44 >まわりでも、すこしづつだけど気づいてる人が増えたよ

気づく人が増えたからこそ、こういった番組をクドクドと垂れ流すのか?
まだまだ少ないからこそ、こういった番組をダラダラと垂れ流せるのか?