あすの試験焼却前に汚染牧草搬入 宮城・黒川
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00000006-tbcv-l04
 福島第一原発事故で、国の基準値以下の放射性物質に汚染された廃棄物の試験焼却が22日から宮城県の大和町などの黒川地域で始まります。
それを前に焼却する牧草が21日処理施設に搬入されました。
 宮城県大和町のごみ処理施設「環境管理センター」。21日午後、町内で保管されていた汚染廃棄物の「牧草」が運び込まれました。運び込まれた廃棄物は1トン。
施設の職員が、車の周りで放射線量を測定した後、ごみを貯蔵する「ピット」に投入しました。試験焼却ではまず、22日からの5日間で1キロあたり400ベクレル以下の汚染廃棄物5トンを1日1トンずつ、一般ごみと混ぜて焼却します。
 大和町などの黒川地域にはあわせて580トンあまりの汚染廃棄物が保管されていて、試験焼却ではこのうちの30トンを半年かけて燃やす計画です。
焼却は22日午前0時からで、宮城県内での実施は仙南地域に続いて2番目となります。