2018年2月18日 三田医院  医師 三田茂
『新ヒバクシャ』 に 『能力減退症』 が始まっている 
http://goope.akamaized.net/46727/180304075355-5a9b27838863c.pdf

東京都で開業医をしていた私は、当院患者さんたちの体調の変化に気付き、首都圏住民を
中心に約 4000 人の検査、診療を行ってきた。

小児、特に乳幼児に顕著だった白血球減少は、2012 年までの 1 年間はホットスポットと
して知られる東京東部から東葛エリアで目立ったが、その後は西部の武蔵野エリアにも広
がり、今や首都圏はどこでも同じとなってしまった。

各症状の程度は個人差が大きいが、差はあっても、東日本居住者は全てが影響を被った当
事者であると認識し直すべきであり、今回私は『新ヒバクシャ』という概念を提唱する。

福島原発事故は未だ収束の見通しもなく、2017 年の時点で首都圏においても降下物、水
道水とも放射性物質が検出(原子力規制委員会による)され続けている。

2011 年以降東日本に住んでいた、あるいは今も住んでいる人たちは、自分自身を『新ヒ
バクシャ』としてしっかり認識し、体調の変化、疾病に対応していただきたい。

チェルノブイリでは、ヒバク=老化と考える人も多い。