「ビグ・ザム」を横付け、原子炉建屋への進入作戦 2号機の西側構台(前編)(日経テクノロジー)
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00196/040200022/
>西側構台は、2号機原子炉建屋の西面に寄り添うように建てた。
>密閉空間とした「前室」には今後、解体用の重機を入れ、遠隔操作で原子炉建屋の外壁の一部を壊して新たに開口部を造り、建屋の最上階への進入路を確保する。開口部のサイズは高さ約7m、幅約5m。
(中略)
>その後、開口部から投入したロボットで最上階の状況や放射線量を調査。調査後に、開口部から「養生材」を運び込み、使用済み燃料プールにカバーをして防護する。
(中略)
>ミューオンを用いた調査には「透過法」と「散乱法」の2種類がある。
(中略)
>散乱法は識別能力が30cm程度と高いが、大型の測定装置(約10m角の検出器パネル2枚)を要する。そこで西側構台を、測定装置をまたぐ2本脚に設計した経緯がある。
(中略)
>もっとも、その後の事故分析で2号機の炉心の核燃料の大半が溶融している可能性があると分かり、東京電力は散乱法ではなく、1号機と同じ透過法を2号機に適用するよう計画を変更した。

「汚染土を不法投棄」「手抜き除染横行」 福島元作業員ら証言(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018040590092127.html
>飯舘村で2015年夏に除染作業をした元作業員の男性(38)は、除染で出た土を現場周辺の除染作業をしていない山林に「廃棄した」と本紙に明かした。
> 17年に同県富岡町などで除染作業を行った業者の元作業員3人は「汚染水をそのまま垂れ流し、屋根のほとんどを除染していなかった」と手抜き除染の実態を語った。
(中略)
>除染事業を巡っては、本紙の取材で汚染土を詰めた二重構造の除染袋(フレコンバッグ)で、防水機能のある内袋を閉めない手抜き作業が一部で横行していたことが判明している。

前例がない
(`・ω・´)シャキーン

環境省、前例なき除染記録後世に 事業誌を作成、英訳も(3月23日 共同通信)
https://this.kiji.is/349843309248578657?c=39546741839462401
>生活圏で大規模に実施した除染は「世界的にも前例のない」事業だとして、経験や知見を記録として後世に残す。