高齢家族が2人同時の死・都内で6件相次ぐ

高齢の家族2人が同時に遺体で見つかるケースが相次いでいる。
2月19日、東京・豊島区で86歳の母と60歳の娘の遺体が見つかった。
高血圧で足が悪かったという母親は寝室、娘は台所の床で倒れていた。
警視庁によると事件性はなく何らかの原因でほぼ同時に亡くなったとみられる。

今年2月〜3月にかけて2人暮らしの高齢者が相次いで死亡。
少なくとも6件。

介護する側が何らかの理由で死亡し、介護される側が誰からも面倒を見てもらえず死亡する共倒れのケースが少なくない。
厚生労働省によると2040年までに世帯数が減少する一方、世帯主が65歳以上の世帯は増加。
2224万世帯になるとみられている。
孤独死への対策が急がれる。