>>29
手術の適応症例について 2015年8月31日
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/129308.pdf
より抜粋
> 小児甲状腺がんの場合、術前診断で大きなリンパ節転移や著明な甲状腺外浸潤EX2、遠隔転移などを
> 認めている場合はハイリスク群とされ予後不良なことが多く、がんが甲状腺の片側に限局していても全摘が勧められる。
> しかし、リンパ節転移や軽度甲状腺外浸潤などが、術前には明らかではなく、術後(切除後)の病理診断で
> 初めて認められた場合は、これらの所見は、生命予後とは関連しないと言われている。
> 従ってこれらの所見があるからといって全てが予後不良であるわけではないが、切除しなかった場合でも
> 予後が良いかは不明であり、切除しなくてもよいという根拠にはならない。
> このあたりの議論は注意を要するもので経過をさらに見守っていきたいと考えている

術前診断でも大きなものならばリンパ節に転移があるかどうかは診断可能です。
これがcN1と言われているものの正体です。