スクリーニング効果 と過剰診断について
本質的にはスクリーニング効果は 住民にとって問題ではない ということ
スクリーニング効果の有無は、一斉診断をするかどうかの議論と関係ないこと

>>283
>1.過剰診断というのは「進行しない、生涯無症状のがんを発見すること」

発見されたものが、結果として障害無症状である可能性は残るが
手術にする基準を明確にして対処するだけでよい
多くの住民も定期的な検査は必要だと認識しているようだ

少なくとも、福島県の小児甲状腺癌の集団検査で過剰診断が
具体的にどれくらいあったか明確にしないと議論にならない
手術した人がスクリーニング効果では説明できない進行具合のがんであれば
むしろ検査を続けるべき理由になるから、具体的な数字は一切公表しようとしない
完全に欺瞞だと思う

ところで >>258 に具体的な数値だしておいたけど、日本でも同様に
これから甲状腺がん患者が増えると想定されるこのタイミングで
福島県の小児甲状腺癌の集団検査 を止めるのは非人道的だ

ウクライナで1年目の患者が少ないのは、福島レベルに汚染の酷い地域の住民が
とても少なかったことが影響していると思う
原発周辺には人口3桁〜4桁の小さな村が点在するだけだったし
最も近い都会のキエフでも汚染度合いは神奈川〜静岡レベル

時間経過して甲状腺がん発症者が増えているのは、比較的低い汚染地域の
住民にも甲状腺がん発症者が増えていったということ
放射性ヨウ素だけを甲状腺がんと関連付けるのも誤りだろう