福島県の小児甲状腺癌の集団検査で、B判定以上は
二次検査を受診しますが、その二次検査結果によって
振り分けが行われます。

1、次回の集団検査まで検査しなくてよい人。
2、細胞診には至らないが、経過観察の検査が必要な人。
3、細胞診を受ける人。

2は通常診療へ移行し、3で癌が見つからなかった場合も
通常診療へ移行。公表されるのは3の細胞診で癌が見つ
かった場合のみで、通常診療へ移行した人は、その後に
甲状腺癌が見つかったとしても公表されない仕組みに
なっています。


症状の重い人が選択的に除外されますので、
検査で見つかる癌は減少するでしょうね。

このように、公表されない検査結果なので、若年層
の甲状腺癌が少ない証拠とはなりません。事実、この
ようにして公表されなかった事故当時4歳の甲状腺癌は、
「3.11甲状腺がん基金」によって偶然、明るみになり、
その他にも数人、未公表の癌が明るみになっております。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2108