20世紀初頭から、エネルギー資源としての原油が世界支配の道具として使われてきた

日本が太平洋戦争へ邁進した理由の一つとして、原油の供給制限があったとも言われている
現在進行形で、北朝鮮への制裁として原油の供給制限がなされている

「支配層」と言われる人々がいる点についても意見は分かれるところだと思うが
その「支配層」の正体となると陰謀論として語られるのみで、一般に語られることはほとんどない

太陽光発電という発電方式は、他の発電方式と違う特別なものである点については以前書いたが
普及が急速に進む国(ドイツ、中国等)とそうでない国がある
とりわけ先進国で太陽光発電の普及が進んでいない国は、どんな理由で遅れているのだろうか

このように考えたときに「支配層」の存在に考えが及ぶ
つい最近、九州電力が太陽光発電で電力供給している供給者の一部に対して、大停電の可能性がある
という理由で発電を抑制するように要請したことが報道された
この行為からは太陽光発電の普及を遅らせる意図も感じられる

福島第一原発事故前まで関東にいた原発推進派の指揮を執るくらいの人たちが、事故後は一斉に
九州へ移住でもしたのだろうか、そういえば九州電力の原発再稼動は早かった

支配層は、支配している状況を維持しつつも、エネルギー資源に依存しない別の方法を
模索しているように見える、中国で行われているITを利用した一般市民の格付けの効果など
実際にデータが出るのを待って、他の国での展開も視野に入れているのではないだろうか

歴史的にみれば、20世紀初頭までアメリカはイギリスの属国だとみなされており
イギリスは戦争で負けていない、このことは実質的に支配・コントロールしているのはこの国であると見なせる
一番高い通貨がポンドであり、ユーロになったのも偶然ではない
アメリカの有力者に、女王から称号を賜った人がどの程度いるか、それでもイギリスの政治介入とは決して見なされない点も

陰謀論の世界ではフリーメイソンとかイルミナティと語られるが、もちろんフェイクであろう
とはいえ、真実も多少は含まれるということがいい煙幕になっているようだ

ちなみに、ヒヒの集団で最初は組織的権力構造があった集団が、ある時食べ物に病原菌が付いていて
権力の上層にいるヒヒたちが一斉に死んでしまったあと、残ったヒヒたちは協調的な集団を作ったという話もある
支配欲に支配されている人たちは決して多いわけではない