百年後も問題なく使えている発電方式は何だろうか?

この問いに対する答えは、再利用可能エネルギー、太陽光発電や風力発電、水力発電等だろう

石油、石炭、天然ガス等の資源を利用する発電方式は新興国の電力需要増加に伴い
資源消費量が増加していく、いまでは100年持たないだろうと言われている

ウランを燃料とする原子力発電も同様で、資源量として一時は20年分程度と言われていたが
稼動停止する原子力発電所が増え、資源の消費量が減ったことでもう少し長い期間使える
見込みに変わってきているようだが、リスクとコストが高くて採用されない発電方式となっている

つい最近日本では台風の風による停電、地震で火力発電所が損傷したことによる大規模停電がおきた
こういった停電を直接経験した人や、停電した状況を見ている人の中には何か対策したいと考える人もいるのではないか

非常時にスマホ充電できる程度の道具、太陽光を利用したバッテリー充電器のようなものがあるらしい
もっと大容量にすることで、太陽光発電を利用した自家発電システムというのを作っている人もいるらしい
太陽光が前提だと設置スペース(つまり空き地)が必要になるが、条件をクリアできそうなら
太陽光発電を利用した自家発電システムを検討してもいいかもしれない

自立型ではない系統連係システム前提で 1kwあたりの価格は20万円台まで下がっているようだ
20年稼動する場合、発電総量は 15000〜20000kwh 程度と見込まれる(実機性能や天候等により上下)
※利益を出したい人は、コストと収益をしっかり計算して

売電でも、電気消費を補う目的としても大きな損が出ない価格帯と思われる
導入する家庭が増えて、火力発電所を1つ休ませる効果があれば、それは燃料消費の削減になり
燃料消費の削減とはすなわち、将来のためにより多くの資源を残しておける、ということでもある

太陽光発電の利害関係者ではないが、将来も問題なく使える発電方式として
家庭単位で安価で技術的にも成熟しているものはこれくらいしか思い浮かばなかった
ライバルとなる技術もあったほうがより早く技術革新が進むことも期待されるので望ましいのだが。