実際に7月の豪雨災害を引き起こしたのは、日本の南の太平洋で
水蒸気の供給が過去になく多かったことが大きな要因である
これは西日本の降水量の多かった点と符合し、間違いない

30℃近くになると、空気の飽和水蒸気圧も変化が大きい
海水温上昇→空気中の水蒸気量の増加→温室効果アップ→海水温上昇 
という流れもより加速しつつ進む可能性もある
ここ10年程度の気候変化がこの循環によらないものであることを祈りたい

このまま温暖化が進んだら2100年にはこうなる、という予測も
この観点で見ると全く甘く、見当違いである可能性がたかい
海水温の上昇と、それによる水蒸気の増加からの温室効果という流れでの予測を
実際に行っている科学者はいま存在するのかどうか

原子力発電所の稼動時、冷却するために海水を使うことが多いが
このとき使われた海水は温度が何℃上がるか、そしてその量はどれくらいか
原子力発電所の数と地球の平均気温の相関を調べても興味深い事実が浮かび上がるかもしれな