火山の代名詞「ストロンボリ島」爆発あいつぎ溶岩噴出!イタリア(動画) 2018年04月27日 16時51分@ハザードラボ
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24589.html

ストロンボリ式噴火の名前の由来となったイタリアの火山島で今月24日(現地時間)、激しい爆発が相次ぎ、火口から最高250メートルの高さに
溶岩が噴出した。

長靴型をしているイタリア半島の甲のあたりに浮かぶストロンボリは、海面下2000メートルからそびえる火山島。

標高926メートルのストロンボリ山の火口は、マグマの通り道の岩がもろく、火山灰を放出する爆発的噴火は起こりにくいことから、
溶岩が噴水のように噴き上がり、夜には赤々と目立つことから「地中海の灯台」の異名を持つ。

しかし、大きな爆発が起きにくい反面、活動が長期化するおそれもあるうえ、約10年に一度の割合で溶岩が数キロ先まで噴き上がって溶岩流を
引き起こす激しい噴火が起こることもあるから要注意だ。

イタリア地球物理学火山国立研究所(INGV)によると、現地時間24日午前11時5分に発生した爆発では、大きな石がいくつも飛び散り、
この火山にしては珍しく火山灰を放出。赤外線熱観測カメラの映像記録を見ると、噴出した溶岩の高さは250メートル上空に達していた。

このあとも11時6分から10分にかけて、爆発が相次いで、火山噴出物が火砕流となって下り落ちるのが観測された。


INGVは今後、活動が活発化するおそれがあるとして、24時間体制で監視している。

http://www.hazardlab.jp/contents/post_info/2/4/5/24589/strbol.png
地中海の灯台と言われるストロンボリ火山が爆発(Romain Maury /romainmauryインスタグラムより)


一本目の動画は科学の実験みたいだな