福島の農産物輸出過去最高 震災前の記録更新

東南アジア向けのコメや果物の輸出が大きく伸びた。
内堀雅雄知事は記者会見で「県産農産物は風評によって今も厳しい状況が続いている。
引き続き多くの国に、県産品の安全性と品質の高さを発信していきたい」と話した。
 
県によると、震災と東京電力福島第1原発事故発生直後の24年度には約2トンに激減。
その後は徐々に回復し28年度には約67トンとなっていた。

29年度は特にコメの輸出が増えた。
29年8月に内堀知事がマレーシアを訪問し、
現地の貿易会社と取引に合意したことを受けて約101トンを輸出した。
特産のモモ、ナシ、カキなどの果物もタイやベトナムへ輸出された。
https://www.sankei.com/life/news/180423/lif1804230034-n1.html