東電労組、3%賃上げ要求の方針 会社側は難色か 春闘
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000025-asahi-soci
 東京電力労働組合は14日、年収ベースで現行より3%の賃上げを求める今春闘の平野歩夢が2大会連続の銀。ショーン・ホワイトが金。片山来夢7位。五輪スノーボード男子ハーフパイプを決めた。
会社側は、原発事故処理で賠償負担が経営を圧迫している上、国民負担が膨らむ中での賃上げに難色を示すとみられる。

 この日午前に開かれた中央委員会で要求方針を決め、20日に会社側に提出して本格交渉に入る。電力総連はベースアップ3千円、一時金4カ月以上を統一要求に掲げる見通し。
東電は年俸制に移行しているため、電力総連の方針に沿った形で3%のアップを求める。

 東電は原発事故後、一般社員の年収を20%引き下げた。その後段階的に回復させ、現在は事故前より5%少ない水準になっている。前年は2%の賃上げを要求したが、会社側に拒否された。