>>404
Q. 放射線測定器は、定期的な点検や校正が必要だと聞いたのですが、なぜですか?
A.放射線測定器は、放射線を検知するセンサーや電子回路等の経年劣化や不具合などにより、正しい測定値が得られなくなる場合があります。
そのため、放射線管理用の測定器では、日常の点検の他に、1年に1回程度の電子回路等の健全性確認と放射線校正*を行うのが一般的です。
 特に、放射線管理用の測定器では見かけませんが、アルファ線やベータ線が何でも測れるような放射線測定器は、
通常、放射線入射窓が非常に薄くできているために衝撃などによって破損や機能劣化しやすいので注意が必要です。

【放射線校正とは、放射線測定器が目盛どおり正しく指示するかを、基準となる放射線を用いて調べることを言います。
肉や魚の重さを量る“はかり”、本当は1kgのものが1.5kgを表示するようなものが使われていたら・・・、
そうならないようにこのような“はかり”は定期的に校正されています。】

そして、その1kgの重りを管理し"はかり"を校正している場所は、
平常時に比べ3〜4桁倍の放射能が2015年時点でも降り続く茨城県つくば市で、
10年以上前に行った国際的な校正結果を今もサイトに表示する某独立行政法人。

その重り1kgが2kgに変化してない?