タンカーが東シナ海に沈没し油が流出 日本への影響は?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00010001-bfj-soci
AFP通信によると、イランから韓国に向かっていたタンカー「SANCHI」は1月6日よる、上海から約300キロの沖合で香港の貨物船と衝突。その後、爆発を繰り返しながら漂流し、14日に日本の排他的経済水域(EEZ)内に沈没した。乗員32名は死亡したとみられる。

タンカーには11万1000トンの原油の一種「コンデンセート」(超軽質原油)などが積まれていた。1月22日現在で3方向に別れた帯状の油膜が332平方キロメートルにわたって拡散。中国海警局が対処に当たっているという。

ロイター通信は「数十年で最悪の事故」と伝えており、イギリス海洋センターの「汚染された水が1ヶ月以内に日本に到達する可能性がある」というシミュレーション結果を報じた。