>>120
>社内会議の資料に、対策として高さ10メートルの壁の必要性が明記されていたことが明らかになった。
(中略)
>男性は「高さ10メートルの防潮堤の必要性について、事故前に発想したことはなかった」と話し、東電の事故調査報告書と同様に大津波は予測できなかったとの主張を展開した。
(中略)
>当時、東電が津波対策の根拠としてきたのは最大約6メートルの津波だったとして「15メートル超は極端に大きく、違和感を感じた」と話した。

つまり「ソウテイガイガー」とは
「そんなことをやったらコストがかかる」「そのようなことをやっていたら金がいくらあっても足りない」
「そこで、『そんなことは起こらない(から対策もしなくてよい)』と経営判断した(キリッ」
という意味ですかお
( ^ω^)

よ‐そく【予測】の意味
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/227838/meaning/m0u/%E4%BA%88%E6%B8%AC/
>[名](スル)事の成り行きや結果を前もっておしはかること。また、その内容。

そう‐てい〔サウ‐〕【想定】の意味
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/129128/meaning/m0u/
>[名](スル)ある条件や状況を仮に設定すること。「火災を想定して避難訓練をする」

たんぽぽ舎メルマガ NO.3165〜大飯原発に係る動きが急を告げています('17.9.5 レイバーネット日本)
http://www.labornetjp.org/news/2017/1504579895802staff01
>勝俣社長は「そんなことはない。断言できる」、「そんなことをやったらコストがかかる」と一蹴されました。

たんぽぽ舎メルマガNO.3159〜木幡さんは「友人の屍の上に自分は生きている」と('17.8.28 レイバーネット日本)
http://www.labornetjp.org/news/2017/1503921415977staff01
>勝俣社長は「そのようなことをやっていたら金がいくらあっても足りない」と言ったそうです。

責任追及、高いハードル=元会長への報告者故人に−東電原発事故初公判('17.6.30 時事ドットコム:リンク切れ))
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017063001299&;g=cyr
>元会長ら3人が出席した09年の会議で、「14メートル程度の津波が来る可能性があるという人もいる」と報告されていた事実も初めて明らかにした。
>発言者は、事故時に福島第1原発所長を務めていた吉田昌郎・原子力設備管理部長(当時)。

おまけ

3・11原発過酷事故と東京電力の刑事責任 「未知の危険」と「危惧感説」の再評価('14.3.10 朝日Judiciary)
http://judiciary.asahi.com/fukabori/2014030700001.html
>地震・津波については、科学的な予測能力に大きな限界があるという特性を前提に考えるべきことも、「一般の常識」として極めて当然のことであろう。
>我が国は4つのプレートがせめぎ合う地震大国であって、何時、何処で起きてもおかしくない状況にある。
>「原発のような危険なものは、本来、造るべきではない」というのもそれなりに正論であり、それでも原発を推進するというのであれば、せめて科学的に起きる可能性が合理的に予測できる場合には積極的にこれを「想定」すべきであることは明らかであろう。
>「科学的に確実でなければ想定外としてもよい」という考え方は、明らかに「地震・津波の予測の特性を無視した暴論」ということになろう。