蔵王温泉スキー場でスノーボードの男女2人遭難 山形 2月5日 22時05分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180205/k10011316361000.html

5日夕方、山形県の蔵王温泉スキー場でスノーボードに来ていた山形市の20代の男女2人から居場所が分からなくなったと携帯電話で通報があり、
警察は山岳救助隊を付近に出して呼びかけを続けましたが、2人は見つかりませんでした。今夜はいったん打ち切り、6日朝から再開することにしています。

5日午後6時10分ごろ、山形県上山市の蔵王温泉スキー場の黒姫ゲレンデ付近でコースから外れて居場所が分からなくなったと携帯電話で警察に
通報がありました。

警察によりますと、通報してきたのは、山形市の25歳の男性で、同じく山形市の21歳の女性と一緒にスノーボードをしていたところ、迷ってしまったと
話したということです。

男性の携帯電話はつながる状態だということで、警察は2人がいる場所の特定を進めるとともに、山岳救助隊を付近に出して呼びかけを続けましたが
2人は見つかりませんでした。

このため5日夜は呼びかけをいったん打ち切って6日午前6時から再開することにしています。

気象台によりますと、5日の山形県内は大雪や強風などの注意報は出ておらず、スキー場付近でも雪はあまり降っていなかったと見られています。

蔵王温泉スキー場は山形県と宮城県にまたがる蔵王山の山麓(さんろく)にあり、年間およそ40万人が利用する東北屈指のスキー場です。