屋根突き破る噴石、客避難 群馬のスキー場、不安募る 2018年01月23日火曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201801/2018012301001628.html

噴石がレストハウスの屋根を突き破り、スキー客は慌てて逃げ出した。噴火した草津白根山に近く雪崩も発生した群馬県草津町の草津国際スキー場では
23日、スタッフらがけが人の有無などの状況確認に追われた。
 
スキー場の麓にあるレストハウスではスキー客ら約100人がおり、警察の誘導で避難した。レストハウスの責任者によると、
客が「山頂の方で噴火があったようだ」と話していたという。別の建物では飛んできた噴石が屋根を突き破った。
 
白根山の山頂付近は黒い煙が発生、噴石も飛んだ。スキー客を乗せたロープウエーのゴンドラも噴石で窓ガラスが割れ、けが人も出たという。


草津白根山 取り残された約80人のうち8人救助 1月23日 15時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180123/k10011299331000.html

噴火した場所から北に1キロほど離れたスキー場にあるロープウエーの山頂駅付近にはおよそ80人が取り残されていましたが、午後3時すぎ、
自衛隊のヘリコプターがこのうち8人を救助しスキー場のふもとの駐車場に運びました。

救助された人たちは比較的落ち着いた様子で、自衛隊員からペットボトル入りの飲み物や携帯カイロなどを手渡されていました。

自衛隊は今後も山頂付近に取り残された人を救助するためヘリコプターでの輸送を繰り返すことにしています。

スノーモービルでも

陸上自衛隊によりますと、ヘリでの救助とともに、ロープウェイの山麓駅からスノーモービルで山頂駅に向かって、数人ずつ山麓駅まで移送するということです。

山頂駅周辺は停電して暖房も使えないため、自衛隊100人以上が現場に入り、遅くとも日没前の午後5時半までに、全員を山麓駅におろして救助したいと
しています。