霧島山(新燃岳)で火山性地震が急増 220回観測 気象庁、警戒呼びかけ
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 気象庁は16日午前10時50分、霧島山(新燃岳)=火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続=について、新燃岳火口付近を震源とする火山性地震が、同10時までに220回発生した、と発表した。15日は122回発生したという。

 地震回数が100回を超えたのは、2017年12月2日の201回以来。このため、火口からおおむね2キロの範囲について、警戒を呼びかけている。

 また16日、振幅の小さな火山性微動が2回発生した。継続時間は最長で2分程度。火山性微動を観測したのは2017年11月29日以来。

 2017年7月ごろから、霧島山をはさむ基線の伸びが継続している。このことから、霧島山の深い場所で、マグマの蓄積が続いていると考えられるという。