<リンゴ>中国輸出昨年7月からゼロ 放射性物質規則厳格化

国産リンゴの中国への輸出が昨年7月から止まっている。中国側が放射性物質の検査証明書に関する手続きを厳格化したためだ。

中国政府は2011年の福島原発事故の後、福島県など10都県以外から食品5品目(野菜、果実、茶葉など)を輸出する場合、
日本政府が発行する検査証明書と産地証明書を提出するよう求めている。
中国側は検査項目にストロンチウムを盛り込むよう要求しているが、
日本側は福島原発事故の前後で数値にほとんど変化がないことなどから不要との立場で、7年近くがたった今も合意に至っていない。