年末年始電車に乗ると毎年物悲しくなる。
普段は駅や車内で見かけない困窮した家族
を目にするから。駅からバス20分の都営
住宅などに平素つましく暮している人々。

だが年末の買出や初詣には子供を連れて…
この年末年始も、同じ光景を見たのだが、
今年はちょっと変わった場面に遭遇した。
今まで見てきた貧困だけの風景ではない。

小児用車椅子にわが子を乗せた親御さん。
そしてまもなく就学年齢に達するかのよう
な身体の大きさの子供をベビーカーに乗せ
て押す親御さん。いずれも複数回目撃…。

小児用車椅子はもちろんベビーカーの子も
立って歩くことが困難な、何らかの障害が
あるだろう。ベビーカーに乗せるのは貧困
の故か成長が遅いだけと信じたい親心か…

うち1人は以前にも紹介した「啓発」記事
(これは受容するお前らの心の問題だ〜)
にもあった、ダウソ症とか18トリンミー
を思わせる特徴的な容貌が明らかだった。

年齢以上に老けたようにも見えるその姿に
2019年のネオ東京が舞台のAKIRA
のマサル(小児用車椅子に乗る超能力者)
を思い出した。大友克洋が描いた近未来…

体格は小1に近いその子は、ベビーカーに
体をつかえさせ狭苦しそうに乗っていた。
親御さんは駅や車内の人目をはばかるよう
に、その子にブランケットを被せていた。

3・11からまもなく7年。当時、胎児や
0歳児だった子供がこの春就学を迎える。
それに備えるかのように障害ある子を現実
として受容しろと上から目線の啓発急増。

そしてこのスレでも関連する報告が多数。

>>441
>数年前から気になってチェックしていた
>ですが。息子のかかりつけ病院へ抱っこ
>やヨチヨチ歩きの乳幼児の受診数が増え
>ていると思う。震災後生まれの子ども達
>は、もしかしたら病気がちなのかも…。

>>393 >>416
>発達障害児が9万人超
>(この20年あまり間で7倍増)

特にこの発達障害については、マスコミの
「モトモト(多く)アッター」啓蒙活動や
タレントのカミングアウトが相次ぐなど、
今なぜ急に?という違和感を禁じえない。

2020年にオリンピックを迎える、この
ネオ東京に果して未来はあるのだろうか?